こんにちは!どこでもパソコン教室 四日市です。
今回の授業は、音声入力『ディクテーション』を開始するショートカットキー Windowsキー+Hの紹介と、Windowsキー+Ctrl+Sで有効になる『Windows 音声認識』の設定と使い方を詳しく解説します!

Windowsキーとは、Windowsパソコンの基本的にキーボード左下にあります、Windows のロゴのあるキーのことです。
そのまま押しますと「スタートメニュー」が開きます。

Windowsキー+H は、どういう機能をショートカット(近道)してくれますか?

『ディクテーション ツール バー』を開いて、音声入力を開始します。
Hは、“Dictation”(ヒアリング/話す)を意味していると考えられます。
けれども、Windows 10では日本語はサポートされていません、、😢
Windows 11では、「ディクテーション」➡「音声入力」と名前が変更されて、日本語もサポートされました 😄

私は、Windows 10を使用しています…。
代わりとなる機能はありませんか?

実は、 Windowsキー+Ctrl+Sを押すと『Windows 音声認識』が有効になって、Windows 10でも音声で💻パソコン操作ができるようになります。

💻パソコンに話しかけて動かせる機能があるということですね。
ぜひ使ってみたいです♪

それでは今回の授業は、音声入力『ディクテーション』を開始するショートカットキー Windowsキー+Hのご紹介と、ショートカットキー Windowsキー+Ctrl+Sで有効になる『Windows 音声認識』の設定と使い方を解説しますので、どうぞ最後までご受講ください!
[Windows]キー +[H]:ウィンドウズ キー・エイチ
音声入力機能「ディクテーション」を開始
Windowsキー+Hを押すと、『ディクテーション』(口述筆記)機能を使用して音声入力が開始されます。
しかし、Windows 10では、 Windowsキー+Hを押すと「現在の言語ではディクテーションを使用できません:日本語」というエラーメッセージが表示される場合があります。
一方、Windows 11では機能名が『ディクテーション』から『音声入力』に変更され、日本語にも対応するようになりました。
👇以下のリンクは、「Windows サポート」が提供する『音声入力』に関するページです。
[Windows]キー +[Ctrl]+[S]:ウィンドウズ キー・コントロール・エス

『Windows 音声認識』を有効化
Windows 10でも音声入力をあきらめる必要はありません!
ショートカットキー Windowsキー+Ctrl+Sで有効化できる『Windows 音声認識』を活用しましょう。
音声認識が有効になると、マイクバーが画面上部中央に表示されます。
再度 Windowsキー+Ctrl+Sを押すことで無効化することも可能です。
初めて Windows 音声認識を使用するときは、「音声認識のセットアップ」が表示されます。
なお、初めて『Windows 音声認識』を使用する際には、「音声認識のセットアップ」画面が表示されます。
セットアップの手順については、後述の『「音声認識」のセットアップ方法』で詳しく解説しています。
『Windows 音声認識』:音声で操作可能な便利な機能
Windows 音声認識でできる操作例をご紹介します!
今回は、音声コマンドを使って以下の3つの操作を試してみました。
話しかける言葉 | パソコンの動き | |
---|---|---|
❶ | 👩:『スタート』 | 💻:「スタートメニュー」を表示 |
❷ | 👩:『メモ帳を開く』 | 💻:「メモ帳」を開く |
❸ | 👩:『こんにちは ビックリマーク』 | 💻:「こんにちは!」と入力する |
<キーボード入力や🖱クリック操作の場合>
- 「スタートメニュー」を表示する方法
• キーボードの左下にあるWindowsキーを押します。
• または、画面下部のWindows ロゴ[スタート]ボタンを🖱クリックします。 - 「メモ帳」を開く方法
•[スタート]ボタンの右側にある検索バー『🔎ここに入力して検索』に、「メモ帳」とし、Enterキーを押します。
• または、[スタート]ボタンを🖱クリックし、[Windows アクセサリ]から[メモ帳]を選択します。 - 「こんにちは!」と入力
• 入力キーボードを使って「こんにちは!」と入力します。
操作目的で💻パソコンに話しかける言葉は「音声認識コマンド」と呼ばれます。
Microsoft サポートサイトには、音声認識で使用できるコマンドの一覧が掲載されています。
それを活用することで、まるで🐶愛犬のトレーニングのように、👩あなたと💻パソコンが互いに切磋琢磨しながら、音声認識の精度を高めていくことができます!
あらかじめ登録したメールアドレスを自動的に挿入することが可能です。
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• 子どもさんも使えるやさしいフィット感と85dB音量制限機能付き
• 重さは165g(バナナ1本は約200g)と軽量
• 連続使用時間は約18時間
• マイクは内蔵型。周囲の雑音を少なくして声よりきれいに相手に届けられる
「音声認識」のセットアップ方法
初めて Windows 音声認識を使用するときは、「音声認識のセットアップ」が表示されます。
セットアップが完了することで、次回からは Windowsキー+Ctrl+Sを押すとスムーズに Windows 音声認識 マイクバーが起動します。
手順を解説します!
- 👇「音声認識のセットアップ」の最初の画面、「音声認識にようこそ」です。
キーボードとマウスの操作が、ほぼすべて音声のみで実行できます。
上記などの、音声認識についての説明が記載されています。
[次へ]を🖱クリックして進みましょう。
- 「マイクの種類」では、音声認識に使用したいマイクを選択します。
実際にヘッドセットをご使用の場合はもちろん、パソコン内蔵のマイクやマイク付きイヤホンをご使用の場合も、[◉ヘッドセット マイク]を選択しましょう。使用するマイクを選択して、[次へ]を🖱クリックします。
- 「マイクのセットアップ」では、マイクの種類ごとに適切なマイクの配置についての説明が記載されています。
確認して、[次へ]を🖱クリックします。
- 「マイクの音量の調整」では、「安田さんはコンピューターでディクテーションします。~」の文を普段通りの調子で読み上げます。
読み終わりましたら、[次へ]を🖱クリックします。
- 「マイクのセットアップが完了しました」と表示されましたら、マイクの音量の調整成功です。
失敗となった場合は、戻って文の読み上げを再度行います。
ちなみに私は、ちょっと緊張してしまい読み上げを再挑戦しました😅
[次へ]を🖱クリックします。
- 「音声認識の精度を上げる」では、ドキュメントのレビュー*の[有効]or[無効]を選択します。
*ドキュメントのレビューとは・・・パソコンで使用する単語などを、音声認識に学習させて精度を上げることです。
選択して、[次へ]を🖱クリックします。
-
「有効化モードの選択」では、有効化モード*の[手動]or[音声]を選択します。
*有効化モードとは…音声認識で「聞き取りを停止」と言うと、聞き取りモードが無効になり、[手動]or[音声]で再度音声認識を有効にする方法です。<再度音声認識を有効にする方法>
● 手動による有効化モードを使用する
マイクバーのマイクボタンを🖱クリック、またはCtrl+Windowsキーを押す
● 音声による有効化モードを使用する
「聞き取りを開始」と言う
選択して、[次へ]を🖱クリックします。
- 音声認識リファレンス カードの印刷では、[リファレンス カードの表示]を🖱クリックすると、Microsoft Edgeが起動して「音声認識コマンド*」の一覧を表示します。
*音声認識コマンドとは…操作目的のために話しかける言葉です。
[次へ]を🖱クリックします。
- 「コンピューターを起動するたびに音声認識を実行する」は、パソコンを起動したときに音声認識も有効にしたいとき、起動時に音声認識を実行するに[✓]チェックを入れます。
[次へ]を🖱クリックします。
- 「このコンピューターを音声で制御できるようになりました。」と表示されましたら、音声認識の設定完了です!
[チュートリアルの開始]を🖱クリックすると、ウェブブラウザーで Microsoft サポートページ「Windows で音声認識を使用する」が表示されます。[チュートリアルを実行しない]を🖱クリックすると、画面を閉じて終了します。
コンピューターをトレーニングして認識精度を上げる
「コンピューターをトレーニングして認識精度を上げる」とは、コンピューターに自分の声を認識しやすく学習させることです。
次の手順で実施していきましょう。
- 画面左下、タスクバーの検索ボックス[🔎ここに入力して検索]に〝コントロールパネル〟と入力します。
- 検索結果に「コントロールパネル」が表示されますので、[開く]を🖱クリック or Enterキーを押します。
- コントロールパネル内のカテゴリー[コンピューターの簡単操作]を🖱クリックします。
- [音声認識]を🖱クリックします。
- [コンピューターをトレーニングして認識精度を上げる]を🖱クリックします。
ちなみに、 Windowsキー+Ctrl+S は、一番上にあります[音声認識の開始]をショートカット(近道)してくれるキーです。
- 「音声認識トレーニングへようこそ」は、トレーニング方法の説明が記載されています。
確認後、[次へ]を🖱クリックします。
- 「トレーニング テキスト」は、[次の文章を読み上げてください]の内容を声に出してよみます。
「トレーニングの進行状況」がいっぱいに進むまでがんばりましょう。
- 「音声認識トレーニングが完了しました」では、さらに精度を上げるために[追加のトレーニング]を実施できます。
トレーニングを終了するには、[次へ]を🖱クリックします。
- 「音声認識データを Microsoft と共有する」は、今後の音声認識の精度向上のためにトレーニング情報を[送信]or[送信しない]を🖱クリックで選択します。
- 「音声トレーニングウィザードを今すぐ起動しますか?」というメッセージが表示されますので、次のどちらかを🖱クリックして選択します。
● さらに精度を上げたいとき…[はい]
● トレーニングを終了するとき…[いいえ]
- 音声認識のマイクバーを🖱右クリックすると、操作メニューが表示されますのでいつでも設定やトレーニングができます。
まとめ
今回の授業は、音声入力『ディクテーション』を開始するショートカットキー Windowsキー+Hの紹介と、Windowsキー+Ctrl+Sで有効になる『Windows 音声認識』の設定と使い方を詳しく解説しました!
音声入力や音声認識を効果的に活用するためには、💻パソコンと👩ユーザーが協力してトレーニングし、💪精度を高めていくことが重要です。
これらの機能を活用することで、手軽に音声入力を利用できるようになります。
特に長文の入力や、手がふさがっている状況での入力に非常に便利ですので、ぜひ試してみて、効率的な作業を実現してください!
また、これらの技術はさまざまな場面で活躍できるため、あなたのアイデアを発揮し、多方面でご活用いただければ幸いです。
さらに、音声入力や音声認識を含む13種類のアクセシビリティ機能を解説する下記授業もご用意していますので、ご興味のある方はぜひご受講ください。
😄ご受講お疲れさまでした!
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