こんにちは!どこでもパソコン教室 四日市です。
今回の授業は、『通知領域』にフォーカス(焦点)が移動する ショートカットキー Windowsキー+B のご紹介と、通知領域の13機能と使い方を解説します!

Windowsキーとは、Windowsパソコンのキーボード左下付近にある、Windowsのロゴが描かれているキーのことです。
キーを押すと「スタートメニュー」が表示されます。

Windowsキー+B は、どのような機能をショートカット(近道)してくれるのですか?

『通知領域』にフォーカスが移動します。
Bは、“Background”を意味しており、通知領域とはデスクトップ画面の右下にある時計やカレンダーなどが表示されるエリアです。
このショートカットを使えば、🖱マウスを使わずにキーボード操作だけで通知領域のアイコンを選択し、設定変更や確認が行えます。

普段は時計やカレンダー、入力インジケーター(「あ」とか「A」など)はよく見ますが、よく見ると他にもいろいろなアイコンが並んでいるのですね。

そうです!そこで今回の授業は、 Windowsキー+B のご紹介と、あわせて通知領域にある13機能の使い方を解説します!
最後までご受講いただければ、通知領域が実は情報の宝庫であることに気づき、今後さらに便利に活用していただけると思います♪

使用している💻パソコンから、リアルタイムの情報をすぐに得られるというわけですね!
テキストを「太字」に設定することができます。
[Windows]キー +[B]:ウィンドウズ キー・ビー
『通知領域』にフォーカスが移動する
Windowsキー+Bを押すと、『通知領域』にフォーカスが移動します。
通知領域とは、デスクトップ画面の右下に位置し、時計やカレンダーなど*が表示されるエリアです。
*通知領域に表示される内容は、使用しているパソコンの機種、設定、およびインストールされているアプリによって異なる場合があります。
ここでは、💻パソコンのシステムやアプリからのリアルタイム情報を確認することができます。
● Windowsキー+Bを押すと、[∧]「隠れているインジケーターを表示します」にフォーカスが移動します。

● 矢印キー(← ↑ → ↓) でフォーカスを移動させたり、値の設定を上下させることができます。
● スペースキー または Enterキー を押すと、リアルタイム情報の取得や機能の起動ができます。
● 表示された画面内でのボタン間の移動は、Tabキー で行います。
『通知領域』にある13機能と使い方
『通知領域』にある機能は、使用している💻パソコンの機種や設定、インストールされているアプリによって多少の違いがあります。
ここでは、Windowsパソコン本体のシステムから情報を取得できる機能を中心にご紹介します。
① ニュースと関心事項
「ニュースと関心事項」では、天気アイコンと気温が表示されます。
🖱マウスホバー*することで、「ニュース記事」や「天気カード」が表示されます。
*マウスホバーとは…マウスで🖱クリックするのではなく、対象にマウスポインター(矢印)を重ね合わせることを指します。
さらに、[もっと見る]を🖱クリックするとMicrosoft Edgeが起動し、文字通り👀もっと見る…つまり、ニュースや情報をさらに詳しく閲覧できます。
「ニュースと関心事項」の表示を変更する方法
授業中に、知らずに「ニュースと関心事項」のアイコンに🖱マウスポインターが触れてしまうことがあります。
その際に、受講生さんと「ちょうど見たいところが隠れてしまった!」と少し焦ることも。
そんな場合には、以下の手順で表示の設定を変更することが可能です。
- 「ニュースと関心事項」のアイコン、またはタスクバー上の何もない場所を🖱右クリックします。
- メニューの[ニュースと関心事項]に🖱マウスホバーします。
- 「✓」チェックを付ける=ON、外す=OFFで、簡単に設定を変更できます。
例えば、[ホバーで開く]の「✓」チェックを外すことで、意図せず表示されて驚くことを防げます。
②[∧]隠れているインジケーターを表示します
「隠れているインジケーターを表示します」機能は、[∧]アイコンを🖱クリックすることで、小さなウィンドウ「オーバーフロー領域」を表示します。
オーバーフロー領域には、通知領域に収まりきらないアイコンが含まれています。
隠れているインジケーターは入れ替え可能
隠れているインジケーターは、🖱ドラッグ・アンド・ドロップ*を使って簡単に入れ替えることができます。
*ドラッグ・アンド・ドロップとは…🖱マウスの左ボタンをクリックしたまま対象を移動し、目的の位置でボタンを離す操作のことを指します。
- 今回は、[電源]アイコンを「オーバーフロー領域」に移動してみましょう。
[電源]アイコンを、上方または[∧]アイコンに🖱ドラッグすると、「オーバーフロー領域」が表示されます。
- [電源]アイコンを🖱ドロップ(ボタンを離す)すると、「オーバーフロー領域」に入り、隠れているインジケーターの仲間入りとなります。
- 通知領域に戻す場合は、「オーバーフロー領域」内のアイコンを通知領域へ🖱ドラッグ・アンド・ドロップするだけで完了です。
③ 時計
「時計」には現在時刻と本日の日付が表示されています。
これにより、日々の予定や時間管理に役立てることができます。
- Windowsキー+Bを押してキーボード操作で時計にフォーカスを合わせるか、直接🖱クリックすることでカレンダーが表示されます。
- カレンダーで[∧]を🖱クリックすると過去の月、[∨]を🖱クリックすると未来の月が表示されます。
🖱クリックするたびに1か月ずつ表示が変わる仕組みです。 - カレンダー内の[日付と時刻の設定]を🖱クリックすると、「日付と時刻の設定」画面が開き、現在の設定を確認・変更できます。
正しくない場合の対処法を解説する授業です。
④ 音量
音量は、スピーカーのアイコンが表示されています。
🖱マウスを使用せずにキーボード操作で、💻パソコンから出力される音量調節をしてみましょう。
- Windowsキー+Bを押して、『通知領域』にフォーカスが移動します。
- → or ↓ を押して、スピーカーのアイコンにフォーカスを移動します。
- スペース or Enter を押すと、音量調節のスライダーが表示されます。
- ↓ or ← =音量小 / ↑ or → =音量大 になります。
- 設定が終了しましたら、Escキーでウィンドウを閉じます。
⑤ ネットワーク
ネットワークは、ネットワーク接続、またはインターネット接続の状態が表示されています。
- Windowsキー+Bを押してのキーボード操作や🖱クリックで開くと、接続を確認・接続・切断できる画面を表示します。
- 接続・未接続で、アイコンが変化します。
- [ネットワークとインターネットの設定]を🖱クリックすると、「状態」の設定が開きます。
場合の対処法を解説しています。
⑥ 電源
電源は、コンセント、またはバッテリーの接続状態と残量が表示されています。
- Windowsキー+Bを押してのキーボード操作や🖱クリックで開くと、電源の状態を確認できる画面を表示します。
- コンセントに接続・バッテリー使用で、アイコンが変化します。
- [バッテリーの設定]を🖱クリックすると、「バッテリー」の設定が開きます。
⑦ 入力インジケーター|Microsoft IME
入力インジケーターは、「あ」、または「A」など現在の入力状態が表示されています。
IMEパッドなど、Microsoft IME(Input Method Editor:入力方式エディター)という、文字入力をサポートしてくれる機能です。
- Windowsキー+Bを押してのキーボード操作や🖱クリックすると、デフォルト(既定値)ではひらがなと半角英数字を切り替えます。
半角/全角キーでも切り替え可能です。
- 入力インジケーターを🖱右クリックすると、IMEオプションが開きます。
IMEオプションの上部で、次の5種類の文字を🖱クリックで切り替えできます。文字の種類と通知領域のアイコン表示 ひらがな 全角カタカナ 全角英数字 半角カタカナ 半角英数字
IMEパッドの使い方の授業です。
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最強の仕事術・・・それは、ショートカットキーを覚えることです。
Windows・Chrome&Edge・Outlook・Word・Excel・PowerPoint・Gmailの〝時短技厳選テクニック276〟をご紹介!
特別付録も付いた「ショートカットキー時短ワザ大全 早く帰るコツは“手元”にあった!」です。
<特別付録2点>
❶ ダウンロードして壁紙に設定できる「デスクトップ壁紙」
❷ デスクに置いて参照できる「切り取りシート」
⑧ アクションセンター
アクションセンターは、💬吹き出しのアイコンが表示されています。
アクションセンターとは、💻パソコン画面の右側に表示されるウィンドウで、 Windowsキー+Bを押す操作よりも、🖱クリックまたは Windowsキー+Aを押す操作の方が楽かと思います。
上部に💻パソコンのシステムやアプリなどからの「通知」を表示し、下部には💻パソコンの各種設定やアプリを起動する「クイックアクション」が並んでいます。
⑨ 位置情報
位置情報は、アプリが位置情報を使用中に丸いアイコンが表示されます。
位置情報とは、💻パソコンの現在位置を必要とするアプリ(コミュニケーションツール・カメラ・マップなど)に、💻パソコンの現在位置を知らせるものです。
上項目でご紹介しました、アクションセンターの[クイックアクション]内にあります[位置情報]を🖱クリックするたびに、[オン]と[オフ]が切り替わります。
クイックアクションから直接設定画面を開けます。
⑩ タッチキーボード
タッチキーボードは、⌨キーボードのアイコンが表示されます。
タッチキーボードとは、🖱クリックで文字入力ができるキーボードで、タッチスクリーンの場合、指先やタッチペンを使用して入力できます。
- Windowsキー+Bを押してのキーボード操作や🖱クリックで開くと、画面上にタッチキーボードを表示します。
- 画面上のキーボードを、👆タッチスクリーンの💻パソコンの場合、指先やタッチペンを使用して入力できます。
タッチスクリーンでなくても、🖱クリックでも入力できますので、私は以前キーボードが急にきかなくなってしまったときに、タッチキーボードのおかげで対処できたことがあります😂 - [キーボードの設定]を🖱クリックすると、キーボードのレイアウトの変更ができます。
- [貼り付け]を🖱クリックすると、クリップボード*から選んで貼り付けできます。
*クリップボードとは…文字列や図などを「コピー」「切り取り」したときに、パソコン内にあります一時的に保存される場所です。 - [×]を🖱クリックすると閉じます。
⑪ Windows Ink ワークスペース
Windows Ink ワークスペースは、動きのあるペンのアイコンが表示されます。
Windows Ink ワークスペースの機能は、「Microsoft Whiteboard(ホワイトボード)」と「全画面表示の領域切り取り」の2つあります。
Microsoft Whiteboard(ホワイトボード)
「Microsoft Whiteboard」とは、💻パソコンで手書きのホワイトボードを作成できて、メモや図形の描画、テキストの挿入など、多様な使い方ができ、オンラインでの共同作業やアイデアの共有も可能という便利なアプリです。
Microsoft アカウントをお持ちの方が使用できます。
作成方法を解説していますのでどうぞご受講ください。
- 初めて使用するとき、[Whiteboard]を🖱クリックすると自動的にインストールが開始されます。
インストールが完了しますと、アイコンが変わります。
- 起動画面の後に、「Microsoft はお客様のプライバシーの保護に努めています」というメッセージ画面が表示されましたら、内容を確認して 進む! を🖱クリックします。
- Microsoft ホワイトボードのホーム画面「自分のホワイトボード」が表示されて、起動完了です!
- ツールなど機能も充実していて、手書きや画像の挿入もで、オンライン会議などでリアルタイムに参加者で共有もできます。
の詳しい使い方を解説しています。
全画面表示の領域切り取り
「全画面表示の領域切り取り」とは、切り取り&スケッチを起動して、全画面をスクリーンショットします。
切り取り&スケッチとは、Windowsに標準でインストールされています画面上の任意の箇所を切り取ってスクリーンショットできるアプリです。
⑫ 今すぐ会議を開始する
今すぐ会議を開始するは、カメラの形のアイコンが表示されています。
今すぐ会議を開始するとは、Skype(スカイプ)のビデオ会議をすぐに開始できる機能です。
アプリのダウンロードやログインなど、事前準備の必要はありません。
Skypeとは、ビデオ・音声・文字のコミュニケーションができるアプリで、ファイル共有もできます。
小さい頃に夢見た“📺テレビ電話”が、まさに現実のものとなりましたね✨
- Windowsキー+Bを押してのキーボード操作や🖱クリックで開くと、画面上に今すぐ会議を開始するを表示します。
●[今すぐ会議を開始する]…会議の主催者として、参加者を招待します。
●[会議に参加する]…招待を受けての、会議の参加者です。
- [今すぐ会議を開始する]を起動すると、会議の招待リンクが発行されます。
参加者にメールやチャットなどでお知らせして、会議に招待しましょう。
主催者は、[会議を開始]を選択します。
- [会議に参加する]を起動すると、招待リンクの入力画面が表示されます。
主催者より参加者に知らせされた招待リンクを入力して、会議に参加しましょう。
⑬ エクスプローラー|USBメモリーを「安全に取り外す」
エクスプローラーは、USBメモリーの形のアイコンが表示されています。
USBメモリーや外付けハードディスクなど、パソコン本体に差すだけで、フォルダーのようにファイルなどを保存できる機器があります。
エクスプローラーとは、このUSBメモリーなどの外部記憶装置を💻パソコンに差しているときに表示され、『💻パソコンから安全に取り外す』という重要な役割があります。
外部記憶装置を、使用するときは💻パソコンに差すだけです。
抜くときはひと手間必要で、そのまま抜いてしまうとデータが破損する恐れがあります。(😅あぶなー)
次の手順で、💻パソコンから安全に取り外しましょう。
- Windowsキー+Bを押してのキーボード操作や🖱クリックで開くと、画面上にエクスプローラー(ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す)を表示します。
- [(※取り外したい機器名) の取り出し]を選択します。
- しばらくして、「ハードウェアの取外し」のメッセージが表示されましたら💻パソコンから取り外しても大丈夫です。
『通知領域』に表示するアイコンの「オン/オフ」設定方法
通知領域のアイコンの位置は、🖱ドラッグ・アンド・ドロップで変更可能です。
表示するアイコンの「オン/オフ」は、次の手順で変更できます。
- タスクバーの何もない箇所を🖱右クリックします。
- 表示されたメニューの一番下[タスクバーの設定]を🖱クリックします。
- 「タスクバー」の設定が開きます。
中央あたりまでスクロールすると「通知領域」の設定があり、次の2つの設定ができます。●[タスクバーに表示するアイコンを選択します]
●[システムアイコンのオン/オフの切り替え]
- [タスクバーに表示するアイコンを選択します]では、表示されているシステムやアプリの一覧の中から、タスクバーへのアイコン表示を、🖱クリックで[オン][オフ]を切り替えできます。
- [システムアイコンのオン/オフの切り替え]では、❹と同じものもありますけれども、表示されているシステムの一覧の中から、タスクバーへのアイコン表示を、🖱クリックで[オン][オフ]を切り替えできます。
まとめ
今回の授業は、『通知領域』にフォーカスが移動する ショートカットキー Windowsキー+B のご紹介と、通知領域の13機能と使い方を解説しました!
👇通知領域にある機能をおさらいしましょう。
機 能 | 説 明 |
---|---|
① ニュースと関心事項 | ニュースや天気予報を確認する機能です。 最新情報を手軽にチェックできます。 |
②[∧]隠れているインジケーターを表示します | 「オーバーフロー領域」を表示し、隠れているアイコンを確認できます。 |
③ 時計 | 現在時刻と本日の日付を表示します。 時間を効率的に管理するのに役立ちます。 |
④ 音量 | パソコンのスピーカーやヘッドホンの音量を調節することができます。 |
⑤ ネットワーク | インターネットやローカルネットワークへの接続状況を確認・接続・切断ができます。 |
⑥ 電源 | バッテリー状態や電源の設定を確認する機能です。 |
⑦ 入力インジケーター|Microsoft IME | 日本語入力や他の言語入力をサポートする機能です。 入力方式を簡単に切り替えることができます。 |
⑧ アクションセンター | システムやアプリからの通知を確認したり、各種設定やアプリをすぐに起動できる「クイックアクション」を提供します。 |
⑨ 位置情報 | パソコンの現在位置を取得・表示する機能です。 一部アプリで位置情報を活用できます。 |
⑩ タッチキーボード | 指やタッチペンを使った入力が可能な仮想キーボードです。 タッチ操作が便利になります。 |
⑪ Windows Ink ワークスペース | 「Microsoft Whiteboard(ホワイトボード)」を使用してアイディアを共有したり、「スクリーン領域の切り取り」で画面キャプチャを簡単に行えます。 |
⑫ 今すぐ会議を開始する | Skype(スカイプ)を利用したビデオ会議を即座に開始するための機能です。 |
⑬ エクスプローラー|ハードウェアの取り外し | USBメモリーや外付けハードディスクを安全に取り外すための操作を提供します。 |
小さな通知領域に、🍚🥢てんこ盛りの情報♪
知識を活用して、さらに快適でストレスのない作業環境を手に入れましょう。
😄ご受講お疲れさまでした!
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