こんにちは!どこでもパソコン教室 四日市です。
今回の授業は、文字列の位置を〝ピッタリ揃える〟『Word タブ設定』全5種類の使い方を解説します!
Wordで文字列の位置を揃えたいとき、微妙にずれてしまいます。
ピッタリ揃える方法はありませんか?
もしかして、スペースキーを〝連打〟して揃えていませんか?🤭
スペースキー使っています😅
特に、「日本語」と「英数字」の両方を使っている場合は微妙にずれて、とても困ってしまいます……。
実は『タブ設定』を実践しますと、スマートな動きでピッタリ!と文字列を揃えられるようになります。
Word・Excel・PowerPoint・Outlookで使用できる機能です。
今回の授業では、一番詳細な設定ができますWordで解説します!
複数の行を揃えるために必要な設定は、🤫たった1行だけ。
タブ設定をマスターされますと、もう微妙なズレに困ることはなくなりますので、どうぞ最後までご受講ください♪
スペースキーの〝連打〟で文字列を揃えるのは、もうやめなくちゃ♪😄
『タブ設定』とは設置した〝位置〟で文字を揃える機能
『タブ設定』とは、文字列を揃えるときにスペースキーを〝連打〟するのではなく、文書内に「タブ」という、飛び石のように設置した〝位置〟で文字を揃える機能です。
下図は、同じ文字列をスペースで配置とタブで配置を比較したものです。
ほんの少しのズレですけれども、揃えるの手間と完成度の違いは雲泥の差です。
<元の文字列の位置>
<スペースで配置>
<タブで配置>
「ルーラー」と「ダイアログボックス」の2つの設定方法がある
タブ設定には「ルーラー」、または「ダイアログボックス」を使用した2つの方法があります。
👇一つずつ解説します!
「ルーラー」をクリックで簡単にタブ設定
ルーラーは、Wordの編集画面の上部と左側面にあります数字が並んでいるところです。
上部は左余白から何文字目かをあらわす「水平ルーラー」、左側面は上余白からの行数をあらわす「垂直ルーラー」です。
「ルーラー」を使ってタブ設定する手順
- タブセレクタを🖱クリックしてタブの種類を選択します。
- 水平ルーラーを🖱クリックしてタブを設定します。
♦ タブ位置を間違えたときは、左右にドラッグして調整できます。
♦ 不要なタブは、ルーラーから下に〝ポイッ〟と捨てる感じで、🖱ドラッグ・アンド・ドロップ*すると削除できます。
*ドラッグ・アンド・ドロップとは…🖱マウスの左ボタンをクリックしたまま移動して、目的の位置で指を離すことです。
♦ ルーラーが表示されていないときの対処法
タブセレクタは🖱クリックするたびに、下図のように、5種類のタブと2種類のインデントが順番に切り替わります。
揃える『インデント』の授業です。
「ダイアログボックス」を使って詳細設定
ダイアログボックスとは、詳細な設定ができる画面です。
ダイアログ(Dialog)とは「対話」を意味し、💻表示されている質問に、👩私たちユーザーが答えるという対話をしながら設定していきます。
「タブとリーダー」ダイアログボックスの表示方法
- 次の箇所を順に🖱クリックします。
●[ホーム]タブ ➡[段落]グループ ➡[ダイアログボックス起動ツール]
- 「段落」ダイアログボックスが表示されます。
左下[タブ設定]を🖱クリックすると、「タブとリーダー」ダイアログボックスが表示されます。
「タブとリーダー」ダイアログボックスを使ってタブ設定する手順
「タブとリーダー」ダイアログボックスを使うことで、詳細な設定をまとめてできます。
- タブ位置:行の先頭からの文字数で入力します。
- 配置:タブ5種類の中から選択します。
- リーダー:タブ設定した箇所まで、4種類の線の中から選んでつなげます。
- 設定:❶~❸の設定を完了します。
- クリア:❶タブ位置にある設定済みのタブの一覧から、選択して削除します。
- すべてクリア:設定済みのタブを、すべて削除します。
- OK:「タブとリーダー」ダイアログボックスを閉じます。
- 規定値:Wordには何もしなくても4文字ずつ、つまり4の倍数の文字数に見えないタブがすでに設定されています。
見えないタブの文字数を❽既定値で変更することができます。
よく使うタブの間隔があれば規定値に設定すると便利です。
通常の設定は❶~❹、最後に❼を🖱クリックで設定完了です。
設定後は、下図のようになります。
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「タブ」5種類と使い方を解説!
左揃えタブ
左揃えタブは、タブの設定位置で文字列を左に揃えます。
- 設定したい段落*内を🖱クリックして、「|」カーソルを置きます。
(タブ設定で飛ばしたい文字列の左側に「|」カーソルを置くのがポイントです!)
*段落とは…ページの最初~「↲」段落記号までの間、その後は「↲」段落記号と次の「↲」段落記号までの間のことを、1段落といいます。 - タブセレクタで左揃えタブ(L字型)を選択します。
- ルーラー上の揃えたい文字数の箇所を🖱クリックします。
- Tabキーを押します。
- Wordには書式*を設定した行から改行すると、改行先の行にも同じ書式が引き継がれるという特徴があります。
そのため、改行先の行はTabキーを押すだけで文字列が揃います!
*書式とは…文字の大きさや色、今回のタブ設定など、装飾や体裁を整える設定のことです。
中央揃えタブ
中央揃えタブは、タブの設定位置で文字列を中央に揃えます。
- 設定したい段落内を🖱クリックして、「|」カーソルを置きます。
- タブセレクタで中央揃えタブ(逆T字型)を選択します。
- ルーラー上の揃えたい文字数の箇所を🖱クリックします。
- Tabキーを押します。
- Wordには書式*を設定した行から改行すると、改行先の行にも同じ書式が引き継がれるという特徴があります。
そのため、改行先の行はTabキーを押すだけで文字列が揃います!
右揃えタブ
右揃えタブは、タブの設定位置で文字列を右に揃えます。
- 設定したい段落内を🖱クリックして、「|」カーソルを置きます。
- タブセレクタで右揃えタブ(逆L字型)を選択します。
- ルーラー上の揃えたい文字数の箇所を🖱クリックします。
- Tabキーを押します。
- Wordには書式*を設定した行から改行すると、改行先の行にも同じ書式が引き継がれるという特徴があります。
そのため、改行先の行はTabキーを押すだけで文字列が揃います!
小数点揃えタブ
小数点揃えタブは、タブの設定位置で文字列を小数点の位置で揃えます。
- 設定したい段落内を🖱クリックして、「|」カーソルを置きます。
- タブセレクタで小数点揃えタブ(逆T字型に〝・〟点)を選択します。
- ルーラー上の揃えたい文字数の箇所を🖱クリックします。
- Tabキーを押します。
- Wordには書式*を設定した行から改行すると、改行先の行にも同じ書式が引き継がれるという特徴があります。
そのため、改行先の行はTabキーを押すだけで文字列が揃います!
縦棒タブ
縦棒タブは他のタブと違って、文字列を揃えるのではなく縦棒を揃えて入力します。
好きな場所に区切り線を入れられるので便利ですね。
- 設定したい段落内を🖱クリックして、「|」カーソルを置きます。
- タブセレクタで縦棒タブ(I字型)を選択します。
- ルーラー上の縦棒を入力したい文字数の箇所を🖱クリックします。
Tabキーを押さなくても縦棒が入力されます。 - Wordには書式*を設定した行から改行すると、改行先の行にも同じ書式が引き継がれるという特徴があります。
縦棒タブの場合は、改行先の行でEnterキーを押すだけで縦棒が揃います!
「縦書き」のタブ設定の〝コツ〟
文字列の方向が「縦書き」のときは直接タブ設定ができません。
けれども、安心してください♪
次の手順で「横書き」の状態で設定してから「縦書き」にすることで、タブ設定を維持=縦書きのタブ設定となります。
- 「横書き」でタブ設定します。
- 次の箇所を順に🖱クリックします。
●[レイアウト]タブ ➡[ページ設定]グループ ➡[文字列の方向]➡[縦書き]
- 「横書き」で設定したタブ位置のまま、きれいに縦書きになりました。
まとめ:ちょっとした裏技もご紹介
今回の授業は、文字列の位置を〝ピッタリ揃える〟『Word タブ設定』全5種類の使い方を解説しました!
ここで、ちょっとした裏技をご紹介します!
ということは、タブ設定を忘れた段落がある場合、タブ設定済みの段落がすぐ上にあれば設定済みの段落の後ろに一旦くっつけて、あらためて改行することで書式を引き継ぎます。
つまり、何度も細かな設定をしなくてもいい♪ということです🙌
今回ご紹介しました、「ルーラー」と「ダイアログボックス」 2つの設定方法をマスターすることで👇
2. タブとリーダーダイアログボックスを使って微調整する
という〝ワイルド〟かつ〝繊細〟な設定!も、効率的にできるようになれますよ👍
😄ご受講お疲れさまでした!
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