こんにちは!どこでもパソコン教室 四日市です。
今回の授業は、あなたのWindows パソコン画面の〝大切な瞬間〟を撮る!『スクリーンショット』の方法8種類を解説します!
📱スマートフォンでおなじみの『スクリーンショット』を、💻パソコンでもやってみたいのですが、やり方が分かりません……?
例えば、動画サイトのライブ配信でも「スクショタイム♪」といって、配信者の方がポーズをとられている間に「スクリーンショット」することもありますので、パソコン画面でもできると楽しいですよね♪
😄そうなんです♪
孫の動画のお気に入りの一瞬をとらえたり、覚え書きや資料としても使えるので便利なんですよね。
私も、授業のための図解を作成するときによく使用しています。
今回の授業は、『スクリーンショットの方法』8種類を解説します!
最後までご受講いただきますと、1つのキーを押すだけから通常のスクショでは映らないマウス ポインターを映せる裏技まで、ご自身の用途に最適なスクリーンショットが見つかりますよ!
さすが💻パソコン!
スクリーンショットの種類も豊富で、画面が大きくてあつかいやすいので楽しみながら習得します♪
『スクリーンショット』とは
スクリーンショットとは、💻パソコンや📱スマートフォンでできる、表示されている画面を📸カメラで撮影したように画像として保存できることです。
● 覚え書き・メモとして
● 動画編集ソフトを使用せず、簡単に「お気に入り一瞬」を保存
● 資料やマニュアルの図解として etc…
「スクリーンショットの方法」8種類を解説!
[PrintScreen]キーをカメラのシャッターのように押す
PrintScreenキーはキーボードの右上辺りにあり、PrtScなど省略表記されていることもあります。
パソコンやキーボードの機種によっては、キーボードの左下にありますFn(エフエヌキー)を押しながら使用します。
こちらをご受講ください。
PrintScreenを押してから(パソコンの機種によっては Fn+PrintScreenを押してから)、WordやPowerPointまたはWindowsに標準でインストールされています「ペイント」「ペイント3D」などのお絵描き・画像編集ソフトに貼り付けることで印刷・保存できます。
👇詳しく解説します!
Word・PowerPointに貼り付けて「画像を保存する方法」
Wordにスクリーンショットを貼り付けて、画像を保存する方法を解説します。
PowerPointも同じ手順となります。
- スクリーンショットしたい画面を表示して、PrintScreen(or Fn+PrintScreen)を押します。
- Wordを起動して、次の1~3いずれかの方法で貼り付けます。
1.[ホーム]タブ ➡[クリップボード]グループ ➡[貼り付け]を🖱クリック
2. 🖱右クリック ➡ 表示されたメニュー内の[貼り付け]*を🖱クリック
*貼り付けボタンが複数で迷われる場合、スクリーンショットからの貼り付けのときはどれでも大丈夫です。
3. Ctrl+Vを押す
- 資料やマニュアル作成する場合は、このまま作業していきます。
画像だけを保存したい場合は、画像を🖱右クリックして[図として保存]を🖱クリックします。
- 「名前を付けて保存」ダイアログボックスが表示されますので、任意のフォルダー*を選択します。
*今回は、「ピクチャ」フォルダーを選択します。 - 「ファイル名」を付けて、続いて「ファイルの種類」*を選択します。
*種類に迷われた場合、写真でよく使用されます「JPEG形式」にしましょう。 - [保存]を🖱クリックして完了です。
👇保存したフォルダー内を確認しましょう。
タスクバーの[エクスプローラー]を🖱クリック ➡ 左側に表示された一覧から[ピクチャ]を🖱クリック
ペイントソフトに貼り付けて「画像を保存する方法」
「ペイント」「ペイント3D」にスクリーンショットを貼り付けて、画像を保存する方法を解説します。
- スクリーンショットしたい画面を表示して、PrintScreen(or Fn+PrintScreen)を押します。
- 1.画面左下「🔎ここに入力して検索」に「ペイント」と入力します。
2.検索結果に「ペイント」*が表示されますので、[開く]を🖱クリックします。
*「ペイント3D」を使用してもOK!です。
- 次の1~3いずれかの方法で貼り付けます。
1.[ホーム]タブ ➡[クリップボード]グループ ➡[貼り付け]を🖱クリック
2. 🖱右クリック ➡ 表示されたメニュー内の[貼り付け]を🖱クリック
3. Ctrl+Vを押す
- 次の順に🖱クリックします。
[ファイル]タブ ➡[名前を付けて保存]➡ 任意の画像形式*
*画像形式の種類に迷われた場合、写真でよく使用されます「JPEG形式」にしましょう。 - 「名前を付けて保存」ダイアログボックスが表示されますので、任意のフォルダー*を選択します。
*今回は、「ピクチャ」フォルダーを選択します。 - 「ファイル名」を付けます。
- [保存]を🖱クリックして完了です。
保存したフォルダー内を確認しましょう。
ご参考にしてください。
こちらの授業で詳しく解説しています。
[Alt]+[PrintScreen]で最前面のウィンドウのみをスクリーンショット
Altキーを押しながらPrintScreen(or Fn+PrintScreen)を押すと、最前面のウィンドウのみをスクリーンショットできます。
不要な背景なく〝ピンポイント〟でスクリーンショットできて便利です!
[Windows]キー+[PrintScreen]でピクチャフォルダーに直接保存
Windowsキーを押しながらPrintScreen(or Fn+PrintScreen)を押すと、「ピクチャ」フォルダーの中に「スクリーンショット」という名前のフォルダーが自動的にできて、その中に画面全体のスクリーンショットが保存されます。
2回目からは、1回目に作成された「スクリーンショット」フォルダーの中に、どんどん保存されていきます。
「名前を付けて保存」の作業が必要ないため、📸カメラ撮影でいう〝連写〟も💻パソコンで出来てしまいますのでぜひお試しください!
Windowsに標準でインストールされている「Snipping Tool」を使用
Snipping Tool(スニッピングツール)とは、Windowsに標準でインストールされている画面上の任意の箇所を切り取ってスクリーンショットできるソフトです。
Snippingとは、「ハサミで切る」という意味です。
- 1.画面左下「🔎ここに入力して検索」に「スニッピングツール」と入力します。
2.検索結果に「スニッピングツール」が表示されますので、[開く]を🖱クリックします。
- Snipping Toolが起動します。
👇機能を見てみましょう。機能名 設定項目 説 明 A 新規作成 ― 新しい領域の切り取りを開始します。 B モード 自由形式の領域切り取り フリーハンドで領域を切り取ります。 四角形の領域切り取り 四角形に領域を切り取ります。 ウィンドウの領域切り取り 複数のウィンドウのうち、🖱クリックしたウィンドウを切り取ります。 全画面領域切り取り 画面全体を切り取ります。 C 遅延 ・待ち時間なし
・1秒 ・2秒 ・3秒 ・4秒 ・5秒切り取り開始までの待ち時間を設定します。 👇この項目の一番最後で使い方を解説していますD キャンセル ― 切り取りを取り消します。
E
オプション
選択した部分(下記の必要な項目に「✓」チェックを入れて設定) 説明のテキストを表示しない Snipping Toolのウィンドウ中央に表示される説明欄を非表示にします。 常に切り取り領域をクリップボードにコピーする コピー(カット)した内容を他のソフトに貼り付けできるようにするため、Windowsの中にある一時保存場所「クリップボード」に保存するようにします。 切り取り領域の下にURLを追加する(HTMLのみ) ウェブブラウザー上のインターネット画面を切り取り、「HTMLファイル」で保存すると、切り取り領域の下に画面のURLを追加します。 終了する前に切り取り領域を保存するかどうかを確認する Snipping Toolを終了するとき、「切り取り領域への変更を保存しますか?」というメッセージを表示して、保存し忘れを防ぎます。 Snipping Tool がアクティブな場合、画面のオーバーレイを表示する 切り取りのときに、画面全体に白い霧がかかったような状態「オーバーレイ」を表示します。
切り取り領域が明確になります。アプリケーション(下記の必要な項目を選択、または「✓」チェックを入れて設定) インクの色 切り取りの選択線(領域の枠線)の色を指定します。 切り取り領域をキャプチャした後、選択線を表示する 切り取り後、通常は消える選択線(領域の枠線)の色を表示したままにします。
- それでは、実際に切り取ってみましょう。
デフォルト(既定値)の状態では、四角形の領域を切り取ります。
[新規作成]を🖱クリックすると、画面全体に霧がかかったような状態「オーバーレイ」になりますので、左上から右下に🖱ドラッグして切り取ります。
- Snipping Toolに、切り取った領域が表示されます。
蛍光ペンなどで、伝えたいポイントの強調やメール送信もできます。
👇切り取った後に使用できる機能です。機能名 設定項目 説 明 F 切り取り領域の保存 ― 切り取り領域を、PNG・GIF・JPEG・HTMLから選択して保存します。 G コピー ― 他のソフトに貼り付けできるようにするため、Windowsの中にある一時保存場所「クリップボード」に保存します。 H
切り取り領域の送信 電子メール受信者 メールソフトが起動して、切り取り領域を「メール本文」として送信します。 電子メール受信者(添付ファイルとして) メールソフトが起動して、切り取り領域を「添付ファイル」として送信します。 I ペン ・赤ペン ・青ペン ・黒ペン
・カスタムペン|カスタマイズ切り取り領域に、ペンで書き込みや装飾をします。 J 蛍光ペン ― 切り取り領域に、蛍光ペンで書き込みや装飾をします。 K 消しゴム ― ペンや蛍光ペンでの書き込みや装飾を削除します。 L ペイント3Dで編集する ― ペイント3Dが起動して、切り取り領域の編集をします。
オススメの機能「遅延」の使い方
「遅延」機能を使用する例をご紹介します。
例えば、🖱クリックしてプルダウンで表示される「リスト」など動きのあるものは、スクリーンショット時に閉じてしまうことがあります。
こんなときは、遅延を使いましょう!
📸カメラ撮影のタイマーのように、スクリーンショットのタイミングを遅らせてくれます。
- Snipping Toolの「遅延」を任意の秒数(今回は3秒)に設定します。
- [新規作成]を🖱クリックします。
- 任意の秒数後(今回は3秒後)に画面が「オーバーレイ」になりますので、それまでにリストを🖱クリックして表示します。
左上から右下に🖱ドラッグして切り取りましょう。
無事に切り取れましたでしょうか?
間に合わない場合は、遅延の秒数を増やして再チャレンジです!💪
こちらのサイトが参考になります。
👩🏫パソコンインストラクターが選ぶ!〝パソコンライフお役立ちグッズ〟
プロ仕様の画像編集ソフト「Photoshop(フォトショップ)」を、初心者にも使いやすい機能にまとめた「Photoshop エレメンツ」です。
Snipping Toolの進化系「切り取り&スケッチ」
Snipping Toolをよく見ると、「Snipping Toolが進化します…」とあります。
進化したものが「切り取り&スケッチ」です。
- 上図のようにSnipping Toolからではなく、直接「切り取り&スケッチ」を起動する方法も解説します。
1.画面左下「🔎ここに入力して検索」に「切り取り&スケッチ」と入力します。
2.検索結果に「切り取り&スケッチ」が表示されますので、[開く]を🖱クリックします。
- 切り取り&スケッチが起動しますので、[新規]を🖱クリックします。
[∨]を🖱クリックして、遅延もできます。ショートカットキー Windowsキー+Shift+Sで起動すると、すぐに切り取り画面となります。
切り取り後は、画面右下に「切り取り領域をクリップボードに保存しました」というメッセージウィンドウが表示され、🖱クリックすると切り取り&スケッチが起動します。
- 画面全体が暗転 します。
次のA~Dの中から切り取り方法を選択して、🖱ドラッグまたは🖱クリックして切り取ります。機能名 説 明 A 四角形の領域切り取り 四角形に領域を切り取ります。 B フリーフォーム領域切り取り フリーハンドで領域を切り取ります。 C ウィンドウの領域切り取り 複数のウィンドウのうち、🖱クリックしたウィンドウを切り取ります。 D 全画面表示の領域切り取り 画面全体を切り取ります。 E Snippingを閉じる 切り取りをキャンセルします。
- 切り取り&スケッチに、切り取った領域が表示されます。
蛍光ペンなどで、伝えたいポイントを強調したりトリミングもできます。機能名 設定項目 説 明 F 新しい領域の切り取り(Ctrl+N) ・今すぐ切り取り
・3秒後に切り取り
・10秒後に切り取り新しい領域の切り取りを開始します。
【Ctrl+N】新規作成のショートカットキー 2秒で新しい画面を開く!G 元に戻す(Ctrl+Z) ― 操作を元に戻します。 H やり直し(Ctrl+Y) ― 元に戻した操作をやり直します。
【Ctrl+Z/Ctrl+Y】過去と現在の行き来ができるショートカットキー!I タッチによる手書き ― タッチパネルの場合に手書きできます。 J ボールペン 色・サイズ 切り取り領域に、ボールペンで書き込みや装飾をします。 K 鉛筆 色・サイズ 切り取り領域に、鉛筆で書き込みや装飾をします。 L 蛍光ペン 色・サイズ 切り取り領域に、蛍光ペンで書き込みや装飾をします。 M 消しゴム ― ペンや蛍光ペンでの書き込みや装飾を削除します。 N 定規/分度器 ― 定規で直線、分度器で弧や円をきれいに描けます。
解除するときは、それぞれ「定規」「分度器」をもう一度🖱クリックします。O 画像のトリミング ― 「トリミング」とは、犬のトリミングと同じで、切り取って整えることです。
画像の不要な箇所を切り取ります。P ズーム ― ズームスライダーで拡大表示します。 Q 名前を付けて保存(Ctrl+S) ― 切り取り領域を保存します。
【Ctrl+S】ウェブページの保存、上書き保存、下書きとして保存をショートカット!R コピー(Ctrl+C) ― 他のソフトに貼り付けできるようにするため、Windowsの中にある一時保存場所「クリップボード」に保存します。
【Ctrl+C/Ctrl+V】定番!「コピペ」のショートカットキーS 共有 ― 切り取り領域を、他の人と共有します。 T もっと見る/表示を減らす ファイルを開く 編集したい画像ファイルを開きます。 プログラムから開く 切り取り領域を画像編集ソフトで開いて、編集できます。 印刷 切り取り領域を印刷します。 フィードバックの送信 *「フィードバックHub」が起動します。 設定 切り取り領域に関する詳細設定ができます。 ヒントとコツ 「Microsoft|ヒント」というサイトが開きます。
こちらの授業で解説しています。
「Officeソフト」のスクリーンショット機能を使う
Word・Excel・PowerPoint・Outlook(メール作成画面)の機能にも、スクリーンショットがあります。
使い方は共通ですので、今回はPowerPointで解説します。
- PowerPointの画面の背面に、スクリーンショットで挿入したい画面を用意しておきます。
- 次の箇所を順に🖱クリックします。
●[挿入]タブ ➡[画像]グループ ➡[スクリーンショット]
- 表示されたメニューで、ウィンドウごと挿入する場合は「使用できるウィンドウ」の中から🖱クリックで選択すると挿入します。
部分的に挿入する場合は[画面の領域]を🖱ドラッグして切り取ります。
- 挿入出来ました!
資料作成などで図解が必要なときに、とても便利な機能です。
こちらをご受講ください。
こちらをご受講ください。
「拡大鏡」を使って〝マウス ポインターも一緒に〟スクリーンショット
マウス ポインター*も一緒にスクリーンショットしたいときはありませんか?
*マウス ポインターとは…マウスで動く矢印で、状況によって「I」や「+」などの形になります。
けれども、通常のスクリーンショットではマウス ポインターは映りません。
解決方法は「拡大鏡」を使用します。
- 1.画面左下「🔎ここに入力して検索」に「拡大鏡」と入力します。
2.検索結果に「拡大鏡」が表示されますので、[開く]を🖱クリックします。拡大鏡起動の裏技!「ファイル名を指定して実行」
に〝magnify〟と入力してみましょう。
- 起動した拡大鏡を通して、マウス ポインターをスクリーンショットします。
キーボードのPrintScreen(or Fn+PrintScreen)を押しましょう。実際にマウス ポインターのある箇所には何もなく、拡大鏡を通してマウス ポインターを映すことができます。
「ゲーム バー」でスクリーンショット&動画撮影
Windowsキー+Gを押すと、「ゲーム バー」(正式名称:Xbox Game Bar)を開きます。
ゲーム バーとは、名前のとおりゲームはもちろんパソコン画面を「スクリーンショット」&「録画」できる、Windows 10から標準搭載されているアプリです。
こちらの授業をご受講ください。
まとめ
今回の授業は、あなたのWindows パソコン画面の〝大切な瞬間〟を撮る!『スクリーンショット』の方法8種類を解説しました!
- PrintScreen(or Fn+PrintScreen)を📸カメラのシャッターのように押す
- Alt+PrintScreen(or Fn+PrintScreen)で最前面のウィンドウのみをスクリーンショット
- Windowsキー+PrintScreen(or Fn+PrintScreen)でピクチャフォルダーに直行
- Windowsに標準でインストールされている「Snipping Tool」を使用
- Snipping Toolの進化系「切り取り&スケッチ」
- Officeソフトでスクリーンショットを挿入する
- 「拡大鏡」を使ってマウス ポインターも一緒にスクリーンショット
- Windowsキー+Gで開く「ゲーム バー」でスクリーンショット&動画撮影
用途や、ご自身の使いやすい方法を選択いいただければと思います。
ちなみに私は、Snipping ToolとOfficeソフトのスクリーンショットをよく使用しています。
切り取り&スケッチに進化しようか・・・とも思っている今日この頃です。
😄ご受講お疲れさまでした!
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