こんにちは!どこでもパソコン教室 四日市です。
今回の授業は、Excel関数『LEFT関数』『MID関数』『RIGHT関数』を解説します!
文字列を「特定の位置と文字数」や「指定した文字や記号(「-」「/」「・」etc…)まで」抽出できます。
• LEFT関数(レフトかんすう):文字列の左から特定の文字数だけを抽出する
• MID関数(ミッドかんすう):文字列の中から特定の範囲の文字を抽出する
• RIGHT関数(ライトかんすう):文字列の右から特定の文字数だけを抽出する
• FIND関数(ファインドかんすう):指定の文字や記号が文字列の中で最初に現れる位置が分かる(=指定の文字や記号までの文字数が分かる)
• LEN関数(レンかんすう):文字列の文字数が分かる
仕事でExcelの文字列を部分ごとに抽出したいです。
例えば、「青空マンション-A棟/Aタイプ・101号室」の場合、次のように文字列を3つのセルに分けて表示させる方法はありますか?
- 青空マンション
- A棟/Aタイプ
- 101号室
文字列関数のLEFT・MID・RIGHTを使用しましょう!
文字列から「特定の位置と文字数」を抽出できます。
実は、文字数がまちまちで困っています……。
例えば、下記のようになります。
•「青空マンション-A棟/Aタイプ・101号室」
•「星ハイツ-B棟/Bタイプ・22号室」
•「虹海岸アパート-C棟/Cタイプ・3号室」
大丈夫ですよ♪
LEFT・MID・RIGHT関数と一緒に、FIND関数とLEN関数を使うことで、指定した文字や記号(「-」「/」「・」etc…)までやその前後で抽出することもできます。
それでは今回の授業は、それぞれの関数ごとに下記2つを解説します!
- LEFT・MID・RIGHT関数の基本
- 指定した文字や記号までを抽出する方法
どうぞ最後までご受講いただきまして、データ処理や文字列操作の効率化にお役立てください💪
Excelで文字列を自在に抽出できるようになれたら、スキルアップ&キャリアアップにも繋がりますね♪
オススメの「SUM関数」の授業です。
『LEFT関数』の「基本」と「指定の文字より左側を抽出」する手順
LEFT関数の基本的な使い方
下図の場合、LEFT関数でセルA3の文字列の左から7文字を抽出しています。
実際の手順を解説します!
- LEFT関数を挿入するセルB3を🖱クリックで選択します。
- [関数の挿入]ボタンを🖱クリックします。
- 「関数の挿入」ダイアログボックスが表示されますので、下記の順に操作します。
1. 関数の検索に「left」と入力します。
2.[検索開始]ボタンを🖱クリックします。
3. 関数名に表示されました「LEFT」を🖱クリックします。
4.[OK]ボタンを🖱クリックします。
- LEFT関数の「関数の引数」ダイアログボックスが表示されますので、下記の順に操作します。
1. 文字列に抽出元となる文字列のセルA3を🖱クリックして入力します。
2. 文字数に今回抽出する文字数「7」を入力します。
3.[OK]ボタンを🖱クリックします。
- セルA3の文字列の左から7文字を抽出できました。
数式と合わせて見てみましょう。
=LEFT(A3,7) LEFT A3 7 関数名 文字列 文字数 使用する関数の名前 抽出元となる文字列のセル 左から抽出する文字数
LEFT関数を使った「指定の文字より左側」の抽出方法
抽出元の対象文字列がすべて同じ文字数であれば、LEFT関数だけで大丈夫です。
けれども文字数が均一ではない場合、下図のように納得できる抽出結果が得られません、、、。
例えば、下表で抽出したいのは「物件名」のみなのに、「○棟」まで入ってしまうセルがあります。
けれども安心してください♪
FIND関数を合わせて使用(ネスト*)することで、指定の文字より左側の文字列を抽出できます。
👇今回は、文字列の左から「-」ハイフンの左まで抽出して、物件名のみを表示します。
- 関数を挿入する範囲の一番上、セルC3を🖱クリックで選択します。
- [関数の挿入]ボタンを🖱クリックします。
- 「関数の挿入」ダイアログボックスが表示されますので、下記の順に操作します。
1. 関数の検索に「left」と入力します。
2.[検索開始]ボタンを🖱クリックします。
3. 関数名に表示されました「LEFT」を🖱クリックします。
4.[OK]ボタンを🖱クリックします。
-
LEFT関数の「関数の引数」ダイアログボックスが表示されますので、下記の順に操作します。
1. 文字列に抽出元となる文字列のセルA3を🖱クリックして入力します。
2. 文字数に🖱クリックして「|」カーソルを入れます。
3.「名前ボックス」を🖱クリックして、一番下[その他の関数]を🖱クリックします。
- 「関数の挿入」ダイアログボックスが表示されますので、下記の順に操作します。
1. 関数の検索に「fin」と入力します。
2.[検索開始]ボタンを🖱クリックします。
3. 関数名に表示されました「FIND」を🖱クリックします。
4.[OK]ボタンを🖱クリックします。
- FIND関数の「関数の引数」ダイアログボックスが表示されますので、下記の順に操作します。
1. 検索文字列に「-」ハイフンを入力します。
(「“”」ダブルクォーテーションは下記2の操作に移ると自動で付きます)
2. 対象に抽出元となる文字列のセルA3を🖱クリックして入力します。
3. 開始位置は一番左から検索を開始しますので省略できます。
- LEFT関数の「関数の引数」ダイアログボックスに戻って数式を仕上げますので、下記の順に操作します。
1. 数式バーの「LEFT」を🖱クリックします。
(「LEFT」の文字内でしたらどこでもOKです)
2. 文字数にすでに入力されています「FIND(“-”,A3)」に「-1」を追加入力して『FIND(“-”,A3)-1』にします。
(「-1」を入力する理由は、文字列を抽出する際に「-」ハイフンを含まないようにするためです)
3.[OK]ボタンを🖱クリックします。
- セルC3に数式が完成しました。
「■」フィル ハンドルを🖱ドラッグして、数式をコピーします。
数式を詳しく見てみましょう。
=LEFT(A3,FIND(”ー“,A3)-1) | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
LEFT | A3 | FIND | – | A3 | (※空欄) | -1 |
関数名 | 文字列 | 文字数 | ||||
関数名 | 検索文字列 | 対象 | 開始位置 | (抽出する文字数の調整) | ||
使用する関数の名前 | 抽出元となる文字列のセル | ネストする関数の名前 | 検索したい文字や記号(今回は「-」ハイフン) | 検索する文字列のセル | 文字列の検索を始める位置 (一番左からの場合省略可) |
検索文字列(今回は「-」ハイフン)を含めないようにするために「-1」を入力 |
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『MID関数』の「基本」と「指定の文字と文字の間を抽出」する手順
MID関数の基本的な使い方
下図の場合、MID関数でセルA3の文字列の左から9文字目~7文字を抽出しています。
実際の手順を解説します!
- MID関数を挿入するセルB3を🖱クリックで選択します。
- [関数の挿入]ボタンを🖱クリックします。
- 「関数の挿入」ダイアログボックスが表示されますので、下記の順に操作します。
1. 関数の検索に「mi」と入力します。
2.[検索開始]ボタンを🖱クリックします。
3. 関数名に表示されました「MID」を🖱クリックします。
4.[OK]ボタンを🖱クリックします。
- MID関数の「関数の引数」ダイアログボックスが表示されますので、下記の順に操作します。
1. 文字列に抽出元となる文字列のセルA3を🖱クリックして入力します。
2. 開始位置に今回抽出を始める文字が左から9文字目ですので「9」を入力します。
3. 文字数に今回抽出する文字数「7」を入力します。
4.[OK]ボタンを🖱クリックします。
- セルA3の文字列の左から9文字目~7文字を抽出できました。
数式と合わせて見てみましょう。
=MID(A3,9,7) MID A3 9 7 関数名 文字列 開始位置 文字数 使用する関数の名前 抽出元となる文字列のセル 抽出を始める文字が左から何文字目か 抽出する文字数
MID関数を使った「指定の文字と文字の間」の抽出方法
抽出元の対象文字列がすべて同じ文字数であれば、MID関数だけで大丈夫です。
けれども文字数が均一ではない場合、下図のように納得できる抽出結果が得られません、、、。
例えば、下表で抽出したいのは「○棟/○タイプ」なのに、必要な「○棟」が無く、不要な「部屋番号の一部」は入ってしまうというセルがあります。
けれども安心してください♪
FIND関数を合わせて使用(ネスト)することで、特定の範囲の文字列を抽出できます。
FIND関数をネストする理由は、指定の文字や記号が文字列の中で最初に現れる位置が分かる……すなわち指定の文字や記号までの文字数が分かるからです。
👇今回は、文字列の左から「-」ハイフンの右側の文字~「・」中点の左側の文字まで抽出して、物件種類のみを表示します。
記号の読み方と入力方法の授業です。
- 関数を挿入する範囲の一番上、セルC3を🖱クリックで選択します。
- [関数の挿入]ボタンを🖱クリックします。
- 「関数の挿入」ダイアログボックスが表示されますので、下記の順に操作します。
1. 関数の検索に「mi」と入力します。
2.[検索開始]ボタンを🖱クリックします。
3. 関数名に表示されました「MID」を🖱クリックします。
4.[OK]ボタンを🖱クリックします。
-
MID関数の「関数の引数」ダイアログボックスが表示されますので、下記の順に操作します。
1. 文字列に抽出元となる文字列のセルA3を🖱クリックして入力します。
2. 開始位置に🖱クリックして「|」カーソルを入れます。
3.「名前ボックス」を🖱クリックして、一番下[その他の関数]を🖱クリックします。
- 「関数の挿入」ダイアログボックスが表示されますので、下記の順に操作します。
1. 関数の検索に「fin」と入力します。
2.[検索開始]ボタンを🖱クリックします。
3. 関数名に表示されました「FIND」を🖱クリックします。
4.[OK]ボタンを🖱クリックします。
- FIND関数の「関数の引数」ダイアログボックスが表示されますので、下記の順に操作します。
1. 検索文字列に「-」ハイフンを入力します。
(「“”」ダブルクォーテーションは下記2の操作に移ると自動で付きます)
2. 対象に抽出元となる文字列のセルA3を🖱クリックして入力します。
- MID関数の「関数の引数」ダイアログボックスに一旦戻って、数式の続きを作成しますので下記の順に操作します。
1. 数式バーの「MID」を🖱クリックします。
(「MID」の文字内でしたらどこでもOKです)
2. 開始位置にすでに入力されています「FIND(“-”,A3)」に「+1」を追加入力して『FIND(“-”,A3)+1』にします。
(「+1」を入力する理由は、文字列を抽出する際に「-」ハイフンを含まないようにするためです)
3. 文字数に🖱クリックして「|」カーソルを入れます。
4.「名前ボックス」に表示されます[FIND]を🖱クリックします。
(名前ボックスには最近使用した関数名が一覧で表示されます)
- ここからはMID関数の文字数を、FIND関数を使用して数式を作成します。
まず、「・」中点の文字位置を見つけるために、下記の順に操作します。
1. 検索文字列に「・」中点を入力します。
(「“”」ダブルクォーテーションは下記2の操作に移ると自動で付きます)
2. 対象に抽出元となる文字列のセルA3を🖱クリックして入力します。
3. 数式バーの「MID」を🖱クリックします。
(「MID」の文字内でしたらどこでもOKです)
- MID関数の「関数の引数」ダイアログボックスに一旦戻って、数式の続きを作成しますので下記の順に操作します。
1. 開始位置にすでに入力されています「FIND(“・”,A3)」に「–」マイナスを追加入力して『FIND(“・”,A3)-』にします。
(「–」マイナスを入力する理由は、「・」中点までの文字数から「-」ハイフンまでの文字数を引き算して、抽出する文字数を算出するためです)
2. 文字数に「|」カーソルが入っている状態で、「名前ボックス」に表示されます[FIND]を🖱クリックします。
- MID関数の文字数を、FIND関数を使用して数式を作成する続きをしていきましょう。
FIND関数で「-」ハイフンの文字位置を見つけるために、下記の順に操作します。
1. 検索文字列に「-」ハイフンを入力します。
(「“”」ダブルクォーテーションは下記2の操作に移ると自動で付きます)
2. 対象に抽出元となる文字列のセルA3を🖱クリックして入力します。
3. 数式バーの「MID」を🖱クリックします。
(「MID」の文字内でしたらどこでもOKです)
- MID関数の「関数の引数」ダイアログボックスに戻りますので、下記の順に操作して数式を仕上げます。
1. 文字数にすでに入力されています「FIND(“・”,A3)-FIND(“-”,A3)」に「-1」を追加入力して『FIND(“・”,A3)-FIND(“-”,A3)-1』にします。
(「-1」を入力する理由は、文字列を抽出する際に「・」中点を含まないようにするためです)
2.[OK]ボタンを🖱クリックします。
- セルC3に数式が完成しました。
「■」フィル ハンドルを🖱ドラッグして、数式をコピーします。
数式を詳しく見てみましょう。
あみだくじのようになっていますけれども😄、ご理解に繋げていただけましたら幸いです!
=MID(A3,FIND(“-“,A3)+1,FIND(“・“,A3)–FIND(“-“,A3)-1) | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
MID | A3 | FIND | - | A3 | +1 | FIND | ・ | A3 | – | FIND | - | A3 | -1 |
関数名 | 文字列 | 開始位置 | 文字数 | ||||||||||
関数名 | 検索文字列 | 対象 | (抽出する文字数の調整) | 関数名 | 検索文字列 | 対象 | (抽出する文字数を算出) | 関数名 | 検索文字列 | 対象 | (抽出する文字数の調整) | ||
使用する関数の名前 | 抽出元となる文字列のセル | ネストする関数の名前 | 検索したい文字や記号 | 検索する文字列のセル | 検索文字列を含めないようにする | ネストする関数の名前 | 検索したい文字や記号 | 検索する文字列のセル | 引き算して抽出文字数を算出 | ネストする関数の名前 | 検索したい文字や記号 | 検索する文字列のセル | 検索文字列を含めないようにする |
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『RIGHT関数』の「基本」と「指定の文字より右側を抽出」する手順
RIGHT関数の基本的な使い方
下図の場合、RIGHT関数でセルA3の文字列の右から5文字を抽出しています。
実際の手順を解説します!
- RIGHT関数を挿入するセルB3を🖱クリックで選択します。
- [関数の挿入]ボタンを🖱クリックします。
- 「関数の挿入」ダイアログボックスが表示されますので、下記の順に操作します。
1. 関数の検索に「ri」と入力します。
2.[検索開始]ボタンを🖱クリックします。
3. 関数名に表示されました「RIGHT」を🖱クリックします。
4.[OK]ボタンを🖱クリックします。
- RIGHT関数の「関数の引数」ダイアログボックスが表示されますので、下記の順に操作します。
1. 文字列に抽出元となる文字列のセルA3を🖱クリックして入力します。
2. 文字数に今回抽出する文字数「5」を入力します。
3.[OK]ボタンを🖱クリックします。
- セルA3の文字列の右から5文字を抽出できました。
数式と合わせて見てみましょう。
=RIGHT(A3,5) RIGHT A3 5 関数名 文字列 文字数 使用する関数の名前 抽出元となる文字列のセル 右から抽出する文字数
RIGHT関数を使った「指定の文字より右側」の抽出方法
抽出元の対象文字列がすべて同じ文字数であれば、RIGHT関数だけで大丈夫です。
けれども文字数が均一ではない場合、下図のように納得できる抽出結果が得られません、、、。
例えば、下表で抽出したいのは「部屋番号」のみなのに、「・」中点など不要な文字まで入ってしまうセルがあります。
けれども安心してください♪
FIND関数とLEN関数を合わせて使用(ネスト)することで、指定の文字より右側の文字列を抽出できます。
👇今回は、文字列の右から「・」中点の右側まで抽出して、部屋番号のみを表示します。
- 関数を挿入する範囲の一番上、セルC3を🖱クリックで選択します。
- [関数の挿入]ボタンを🖱クリックします。
- 「関数の挿入」ダイアログボックスが表示されますので、下記の順に操作します。
1. 関数の検索に「ri」と入力します。
2.[検索開始]ボタンを🖱クリックします。
3. 関数名に表示されました「RIGHT」を🖱クリックします。
4.[OK]ボタンを🖱クリックします。
-
RIGHT関数の「関数の引数」ダイアログボックスが表示されますので、下記の順に操作します。
1. 文字列に抽出元となる文字列のセルA3を🖱クリックして入力します。
2. 文字数に🖱クリックして「|」カーソルを入れます。
3.「名前ボックス」を🖱クリックして、一番下[その他の関数]を🖱クリックします。
- ここからはRIGHT関数の文字数を、FIND関数とLEN関数使用して数式を作成します。
まず、LEN関数でセルA3の文字数を数えるために、下記の順に操作します。
1. 関数の検索に「len」と入力します。
2.[検索開始]ボタンを🖱クリックします。
3. 関数名に表示されました「LEN」を🖱クリックします。
4.[OK]ボタンを🖱クリックします。
- LEN関数の「関数の引数」ダイアログボックスが表示されますので、下記の順に操作します。
1. 文字列に抽出元となる文字列のセルA3を🖱クリックして入力します。
2. 数式バーの「RIGHT」を🖱クリックします。
(「RIGHT」の文字内でしたらどこでもOKです)
- RIGHT関数の「関数の引数」ダイアログボックスに戻りますので、数式の続きを作成します。
LEN関数で数えたセルA3の文字数から、FIND関数を使用して分かる「・」中点までの文字数を引き算することで、RIGHT関数の文字数を算出できますので、下記の順に操作します。
1. 文字数にすでに入力されています「LEN(A3)」に「–」マイナスを追加入力して『LEN(A3)-』にします。
2.「名前ボックス」を🖱クリックして、一番下[その他の関数]を🖱クリックします。
- 「関数の挿入」ダイアログボックスが表示されますので、下記の順に操作します。
1. 関数の検索に「fin」と入力します。
2.[検索開始]ボタンを🖱クリックします。
3. 関数名に表示されました「FIND」を🖱クリックします。
4.[OK]ボタンを🖱クリックします。
- FIND関数の「関数の引数」ダイアログボックスが表示されますので、下記の順に操作します。
1. 検索文字列に「・」中点を入力します。
(「“”」ダブルクォーテーションは下記2の操作に移ると自動で付きます)
2. 対象に抽出元となる文字列のセルA3を🖱クリックして入力します。
3.[OK]ボタンを🖱クリックします。
- セルC3に数式が完成しました。
「■」フィル ハンドルを🖱ドラッグして、数式をコピーします。
数式を詳しく見てみましょう。
=RIGHT(A3,LEN(A3)ー FIND(”・“,A3)) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
RIGHT | A3 | LEN | A3 | – | FIND | ・ | A3 |
関数名 | 文字列 | 文字数 | |||||
関数名 | 文字列 | (抽出する文字数を算出) | 関数名 | 検索文字列 | 対象 | ||
使用する関数の名前 | 抽出元となる文字列のセル | ネストする関数の名前 | 抽出元となる文字列のセル | 引き算して抽出文字数を算出 | ネストする関数の名前 | 検索したい文字や記号(今回は「・」中点) | 抽出元となる文字列のセル |
まとめ
今回の授業は、Excel関数『LEFT関数』『MID関数』『RIGHT関数』を解説しました!
文字列を「特定の位置と文字数」や「指定した文字や記号(「-」「/」「・」etc…)まで」抽出できます。
数式に入れる関数や情報の意味を理解されると、応用力もついてさらに文字列を自在に抽出できるようになれて自信がつきますよ!
活用のオススメとしましては、すべての情報のあるデータ用ワークシートを1枚作成しておいて、別のワークシートそれぞれに『LEFT関数』『MID関数』『RIGHT関数』を使用して情報を抽出すれば、データが見やすくなり、情報の更新もデータ用ワークシートのみでOKですのでとても効率的です♪
😄ご受講お疲れ様でした!
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