こんにちは!どこでもパソコン教室 四日市です。
今回の授業は、『閲覧履歴の表示』と『文字列の置換』のショートカットキー Ctrl+Hのご紹介です!
Hは『閲覧履歴の表示』では、“History”を意味します。
『文字列の置換』での“H”について特に意味はなく、隣接するFとGの機能との関係で決められたようです。
ショートカットキー Ctrl+F と Ctrl+G については、ぜひ下記授業をご受講ください👇
『ウェブブラウザー閲覧履歴の表示』が見られるということは、一度見たことがあるホームページをもう一度見たいときに、わざわざ検索し直さなくてもいいということですか?
その通りです!
履歴の中から🖱クリックすることで、すぐにまたご覧になれます。
合わせて〝閲覧履歴の削除方法〟も解説しますので、安心して🏄ネットサーフィンを楽しみましょう♪
Ctrl+H のもうひとつの機能、『文字列の置換』とは何ですか?
置換と読みまして、文字列を検索 ➡ 別の文字列に置き換える機能です。
例えば、企業の部署名変更があったとき、社員名簿などの部署名を一人ずつではなく〝一括で変更〟できて便利です!
閲覧履歴の表示と削除、置換はどちらも日常的に使える機能ですね♪
[Ctrl]+[H]:コントロール・エイチ
Ctrl+H はソフトごとに、👇次の2つの機能のショートカットキーです。
● Officeソフト(Word・Excel・PowerPoint など)…文字列の置換
👇具体的な使い方を解説します!
ウェブブラウザー:閲覧履歴の表示〝削除方法も解説〟
Google Chrome / グーグル・クローム
閲覧履歴の表示方法
インターネットを閲覧している状態で Ctrl+Hを押すと、「履歴」タブが追加されて閲覧履歴が表示されます。
閲覧履歴を「期間」で削除する方法
閲覧履歴の「期間」を選択して削除できます。
- 「閲覧履歴データの削除」を🖱クリックします。
- 「設定」タブが追加されて「閲覧履歴データの削除」ダイアログボックスが表示されます。
「期間」をドロップダウン リストの中から🖱クリックして選択します。
- 「閲覧履歴」に🖱クリックで「✓」チェックを入れます。
- 「データを削除」を🖱クリックします。
「閲覧履歴」の他のデータも削除できます。
必要な情報を消してしまわないように、内容の分かるものだけにしましょう。「閲覧履歴」の他の削除できるデータ
▶ ダウンロード履歴
▶ Cookieと他のサイトデータ
▶ キャッシュされた画像とファイル
▶ パスワードとその他のログインデータ
▶ 自動入力フォームのデータ
-
履歴を削除後、再度 Ctrl+Hを押すと削除の状態を確認できます。
閲覧履歴は「選択した履歴のみ」削除することもできる
閲覧履歴を選択した履歴のみ削除してみましょう。
- 削除したい閲覧履歴の左側にあるチェックボックスに、🖱クリックで「✓」チェックを入れます。
- 右上に[削除]ボタンが表示されますので、🖱クリックします。
- 削除の確認メッセージが表示されますので、[削除]ボタンを🖱クリックします。
- 選択した履歴のみ削除できました。
Microsoft Edge / マイクロソフト エッジ
閲覧履歴の表示方法
インターネットを閲覧している状態で Ctrl+Hを押すと、閲覧履歴の一覧が表示されます。
閲覧履歴を「時間の範囲」で削除する方法
閲覧履歴を「時間の範囲」を選択して削除できます。
- […]➡「閲覧データをクリア」の順に🖱クリックします。
- 「設定」タブが追加されて「閲覧データをクリア」ダイアログボックスが表示されます。
「時間の範囲」を🖱クリックで選択します。 - 「閲覧の履歴」に🖱クリックで「✓」チェックを入れます。
- 「今すぐクリア」を🖱クリックします。
「閲覧履歴」の他のデータも削除もできます
必要な情報を消してしまわないように、内容の分かるものだけにしましょう。「閲覧の履歴」の他の削除できるデータ
▶ ダウンロードの履歴
▶ Cookie およびその他のサイトデータ
▶ キャッシュされた画像とファイル
▶ パスワード
▶ オートフィル フォーム データ(フォームやカードを含む)
▶ サイトのアクセス許可
▶ 以前のバージョンの Microsoft Edge のすべてのデータ
▶ メディア ファンデーション データ
- 履歴を削除後、再度 Ctrl+Hを押すと、削除の状態を確認できます。
閲覧履歴は「選択した履歴のみ」削除することもできる
閲覧履歴を選択した履歴のみ削除してみましょう。
- 削除したい閲覧履歴の右側に表示される[×]を🖱クリックします。
- 選択した履歴のみ削除できました。
👩🏫パソコンインストラクターが選ぶ!〝パソコンライフお役立ちグッズ〟
最強の仕事術・・・それは、ショートカットキーを覚えることです。
Windows・Chrome&Edge・Outlook・Word・Excel・PowerPoint・Gmailの〝時短技厳選テクニック276〟をご紹介!
特別付録も付いた「ショートカットキー時短ワザ大全 早く帰るコツは“手元”にあった!」です。
<特別付録2点>
❶ ダウンロードして壁紙に設定できる「デスクトップ壁紙」
❷ デスクに置いて参照できる「切り取りシート」
Officeソフト:文字列の置換
Word・Excel・PowerPointで Ctrl+Hを押すと、『文字列の置換』ができます。
文字列の置換とは、文字列を検索 ➡ 別の文字列に置き換える機能です。
● 部署名の変更があり、所属社員50名の名簿変更が必要になった
● 複数の文字列で漢字の送り仮名を間違えた etc…
このような複数の同じ文字列に、同じ変更や修正をしたいときに便利です。
具体的な使い方を、各ソフトの特徴をふまえて解説します。
Officeソフトはもちろん、メモ帳など他のソフトでも使用できる場合がありますので、どんどん試してテクニックを身に付けちゃいましょう!
Wordの「文字列の置換」と「ワイルドカード」の使い方
「文字列の置換」の手順
文字列「りんご」を「いちご」に置換してみましょう。
- Wordの編集画面で、 Ctrl+Hを押します。
<🖱クリック操作の場合>
●[ホーム]タブ ➡[編集]グループ ➡[置換]
- 「検索と置換」ダイアログボックスが、[置換]タブが選択された状態で表示されます。
検索する文字列に「りんご」、置換後の文字列に「いちご」と入力して、[置換]or[すべて置換]を🖱クリックします。● 置換…🖱クリックするごとに、文字列1つずつを検索しながら置き換えます。
● すべて置換…文字列を一括して置き換えます。
「ワイルドカード」の使い方
ワイルドカードとは「任意の文字列」です。
つまり、トランプゲームなどでいう「オールマイティに使える」というものです。
実際に使ってみましょう!
- 「検索と置換」ダイアログボックスの[オプション]を🖱クリックして、「検索オプション」を表示します。
- [ワイルドカードを使用する]に🖱クリックで「✓」チェックを入れます。
- [特殊文字]を🖱クリックして、一覧の中から選択します。
今回は「任意の1文字 ?」と「 0以上の文字 *」をそれぞれ選択した結果を見ていきます。
- 検索と置換の特徴があります。
●「任意の1文字 ?」の場合…〝?〟を任意の1文字分として検索
(例:う?=うま|う??=うさぎ)置換した結果は、👇次のようになります。
●「0以上の文字 *」の場合…〝*〟を文字数の制限のない任意の文字列として検索
(例:う*=うま・うさぎ|*う=もんしろちょう|*う*=おらんうーたん)置換した結果は、👇次のようになります。
ワイルドカードについてとても詳しいサイトがありますので、ご興味のある方にとても参考になると思います。
教えて!HELPDESK Word :ワイルドカード を使った検索と置換を極める
Excelの「文字列とデータの置換」
ExcelもWordと同じで、文字列の置換ができます。
ここでは、Excelならではの数式内の置換をご紹介します。
『じゃがいも+たまねぎ』の個数を出す数式を、『じゃがいも+にんじん』の個数を出す数式に置換してみましょう。
- 個数のセルには、『じゃがいも+たまねぎ』の数式[=SUM(B4,E4)]が入力されています。
- Excelの編集画面で、 Ctrl+Hを押します。
<🖱クリック操作の場合>
●[ホーム]タブ ➡[編集]グループ ➡[検索と選択]➡[置換]
- 「検索と置換」ダイアログボックスが、[置換]タブが選択された状態で表示されます。
検索する文字列に「E4」、置換後の文字列に「H4」と入力して、[置換]or[すべて置換]を🖱クリックします。● 置換…🖱クリックするごとに、数式内を含む文字列を1つずつ検索しながら置き換えます。
● すべて置換…数式内を含む文字列を一括して置き換えます。
- 数式内のE4がH4に置換されて、数式の内容が次のように変わりました。
じゃがいも B4+たまねぎ E4 = 5個 ➡ じゃがいも B4+にんじん H4 = 4個
たし算の関数をSUM関数(サムかんすう)といいます。
例「=SUM(B4,E4)」 or 「=SUM(A1:F5)」
カッコの中には、たし算をしたいセル番地が入ります。
区切りが「,」(半角カンマ)のときは、セル番地が離れています。
区切りが「:」(コロン)のときは、セル番地はつながっていて〝範囲〟となっています。
基本を学べる授業です。
PowerPointの「文字列の置換」と「複数のスペースを一括削除」
PowerPointの置換もWordやExcelと同じで、文字列の置換ができます。
ここでは、文字列の置換の応用編となります〝複数のスペース(空間)を一括削除する方法〟をご紹介します!
ところで、文書内の文字の先頭を揃えるときなどに〝スペースキーの連打〟をしていませんか?
『タブ設定』が便利ですよ。
詳しくはこちらをご受講ください。
もしも、タブ設定ではなく〝スペースキーの連打〟をされていたら、置換を使ってスペースを一括で削除してしまいましょう。
- PowerPointの編集画面で、 Ctrl+Hを押します。
<🖱クリック操作の場合>
●[ホーム]タブ ➡[編集]グループ ➡[置換]
- 「置換」ダイアログボックスが表示されます。
検索する文字列に「スペース」を入力して、置換後の文字列には何も入力せず空欄にします。
- [すべて置換]を🖱クリックします。
- スペースがすべて削除された状態になるので、文字列が左詰めとなりました。
これで〝本物の文字列揃え〟👉『タブ設定』の作業に入れますよ!
まとめ
今回の授業は、『閲覧履歴の表示』と『文字列の置換』のショートカットキー Ctrl+Hのご紹介でした!
おさらいしましょう。
👩🏫合わせて閲覧履歴の削除方法も解説しました!
• 置換…🖱クリックするごとに、文字列1つずつを検索しながら置き換えます。
• すべて置換…文字列を一括して置き換えます。
• ワイルドカードを使用した置換
• データの置換
• 複数のスペースを一括削除
Officeソフト以外にも、メモ帳など他のソフトでも使用できる機能です。
普段使いでとっても活用できますよ♪
😄ご受講お疲れさまでした!
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