こんにちは!どこでもパソコン教室 四日市です。
今回の授業は、『ジャンプ機能』『オブジェクトのグループ化』のショートカットキー Ctrl+Gのご紹介です!
Ctrl+G は、どういった機能のショートカットキーですか?
次の2つの機能があります。
● 見たい箇所にすぐ行ける『ジャンプ機能』
● 図形・写真など『オブジェクトのグループ化』
特に、見たい箇所にすぐジャンプできる!ということは、それだけで時間短縮になります♪
ズバリ!💻パソコン版「🚪どこでもドア」ですね♪
● ウェブブラウザー、Word、Excel、Outlookでは『ジャンプ機能』
● PowerPointでは『オブジェクトのグループ化』
アプリごとに手順を図解入りで解説しますので、ぜひ最後までご受講ください♪
[Ctrl]+[G]:コントロール・ジー
ウェブブラウザー:「ページ内検索」と「検索結果」を順番にジャンプ!
Google Chrome / グーグル・クローム
- 『Google Chrome』で Ctrl+Gを押すと、右上に「検索バー」(検索窓)が表示されます。
- 検索したいキーワードを入力します。(今回は「パソコン」と入力しました)
- 見つかったキーワードが黄色く強調されます。
右端のスクロールバーには、見つかったキーワードの位置が黄色く強調されます。
- 検索後もCtrl+Gを押すたびに、キーワードを〝飛び石〟のように順番にジャンプします。
この動きが「Go to ○○!」(○○に行く)ですね。
Microsoft Edge / マイクロソフト エッジ
- 『Microsft Edge』で Ctrl+Gを押すと、右上に「検索バー」(検索窓)が表示されます。
- 検索したいキーワードを入力します。(今回は「パソコン」と入力しました)
- 見つかったキーワードが黄色く強調されます。
右端のスクロールバーには、見つかったキーワードの位置が黄色く強調されます。 - 検索後もCtrl+Gを押すたびに、キーワードを〝飛び石〟のように順番にジャンプします。
Word / ワード:「ジャンプ機能」
Wordで Ctrl+Gを押すと、「ジャンプ」ダイアログボックスを表示します。
移動先は13種類!
行きたい位置へ数値を使用してピンポイントで移動できます。
- 移動先を選択します。
- ○○番号 or ○○名の位置を指定します。
❶移動先 ❷○○番号
or ○○名移動先について ページ ページ番号 指定したページ番号に移動します。 セクション セクション番号 区切りごとに、書式(体裁やレイアウト)の設定を変えことができる、「セクション区切り」の番号に移動します。 〈セクション区切りの設定方法〉
●[レイアウト]タブ ➡[ページ設定]グループ ➡[区切り]〈セクション番号の確認方法〉
●[ステータスバー]を🖱右クリック ➡[セクション]に🖱クリックで「✓」チェックを入れる ➡[ステータスバー]の左端にセクション番号が表示される
👇セクション区切りの意味と使い方が分かる授業です。
【Word ページ区切り・セクション区切り】
7種類の区切りの意味と使い方を解説!行 行番号 指定した行番号に移動します。
● 行番号は、垂直ルーラーを目印にします。ブックマーク
ブックマーク名 文字列などにつけることができる目印、「ブックマーク」につけた名前に移動します。 〈ブックマークの挿入方法〉
●[挿入]タブ ➡[リンク]グループ ➡[ブックマーク]コメント
校閲者名 複数の人で1つの文書を共有するときに便利な、本文ではなく欄外にメモや解説をつける「コメント」の校閲者名を指定して移動します。 〈コメントの挿入方法〉
●[挿入]タブ ➡[コメント]グループ ➡[コメント]
●[校閲]タブ ➡[コメント]グループ ➡[新しいコメント]脚注
脚注番号 用語の説明をページごとに入れる「脚注」の番号を指定して移動します。 〈脚注の挿入方法〉
●[参考資料]タブ ➡[脚注]グループ ➡[脚注の挿入]文末脚注
文末脚注番号 用語の説明を文書全体の最後に入れる、「文末脚注」の番号を指定して移動します。 〈文末脚注の挿入方法〉
●[参考資料]タブ ➡[脚注]グループ ➡[文末脚注の挿入]フィールド
フィールド名 「フィールド」という、自動 or 手動で変更できる、データの領域を確保するものの名前を指定して移動します。 〈フィールドの挿入方法〉
●[挿入]タブ ➡[クイックパーツ]グループ ➡[フィールド]表
表番号 表につけた番号に移動します。 〈表番号の挿入方法〉
●[参考資料]タブ ➡[図表]グループ ➡[図表番号の挿入]図
図番号 図につけた番号に移動します。 〈図番号の挿入方法〉
●[参考資料]タブ ➡[図表]グループ ➡[図表番号の挿入]数式
数式番号 数式につけた番号に移動します。 〈数式番号の挿入方法〉
●[参考資料]タブ ➡[図表]グループ ➡[図表番号の挿入]オブジェクト
オブジェクト名 オブジェクト(図形など)の名前を指定して移動します。 〈オブジェクトの名前の確認と変更方法〉
●[ホーム]タブ ➡[編集]グループ ➡[選択]ボタン ➡[オブジェクトの選択と表示]見出し
見出し番号 見出しにつけた番号を指定して移動します。 〈見出しを付ける方法〉
●[ホーム]タブ ➡[スタイル]グループ ➡[見出し○](○は数字が入ります) - 移動したい方向へ[前へ]or[次へ]を🖱クリックします。
- ジャンプ機能を終了するときは[閉じる]を🖱クリックして、「ジャンプ」ダイアログボックスを閉じます。
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Excel / エクセル:「ジャンプ機能」
Excelで Ctrl+Gを押すと、「ジャンプ」ダイアログボックスを表示します。
移動先の一つ、特定の名前を付けた範囲にジャンプできます。
<例:たし算をしたい範囲に〝たし算〟と名前を付ける>
=SUM(A1:A3) ⇨ =SUM(たし算)
ジャンプ機能を使用する準備として、範囲に名前を付ける方法を解説します。
- 名前を付けたい範囲を、🖱ドラッグで選択します。
- 離れた範囲は、 Ctrlを押しながら🖱クリックします。
- 左上にあります[名前ボックス]を🖱クリックして、任意の名前(今回は「動物」)を入力、Enterキーで確定します。
それでは、ジャンプ機能を使用してみましょう。
- Ctrl+Gを押して、「ジャンプ」ダイアログボックスを表示します。
- 次のいずれか、ジャンプしたい箇所を選択をします。
1. 範囲の名前が[移動先]に表示されますので、移動したい範囲名を🖱クリックで選択します。
2.[参照先]にA1など、移動したいセル番地を入力します。 - [OK]を🖱クリックすると、指定した箇所にジャンプします。
「ジャンプ」ダイアログボックスの左下[セル選択]を🖱クリックすると、「選択オプション」が表示されて詳細な条件を選択できます。
移動先 | 移動先について |
---|---|
コメント | 複数の人で1つの文書を共有するときに便利な、本文ではなく欄外にメモや解説をつける「コメント」の校閲者名を指定して移動します。
〈コメントの挿入方法〉 |
定数 | 自分で文字や数値を入力したまま、いわゆる関数や数式の入っていないセルです。 |
数式 | 関数や数式の入っているセルです。 |
空白セル | 何も入力されていないセルです。 |
アクティブ セル領域 | アクティブセル(緑の枠で囲まれた入力可能なセル)が所属しているデータの範囲です。 例えば、表の中の1つのセルを選択して実行すると、表全体が選択されます。 ショートカットキー Ctrl+Aの機能に似ています。 |
アクティブ セルの配列 | 配列とは、複数のセルの集まりです。
複数のセルに値を表示する配列数式というものがあり、アクティブ セルの配列とは、アクティブセルと同じ配列数式に関わるセルです。 |
オブジェクト | [挿入]タブ ➡[図]グループにある図形などのことです。 |
アクティブ行との相違 | 選択されている範囲の行の中で、アクティブセルとは違う値のセルです。
例えば、アクティブセルのある行に、「1」と「2」があるとき、アクティブセルの値が「1」の場合、それとは違う「2」の方が選択されます。 |
アクティブ列との相違 |
選択されている範囲の列の中で、アクティブセルとは違う値のセルです。
例えば、アクティブセルのある列に「1」と「2」があるとき、アクティブセルの値が「1」の場合、それとは違う「2」の方が選択されます。 |
参照元 | 数式の元になるセルです。 つまり、計算式に入っているセルのことです。 参照元を選択することに特化したショートカットキー Ctrl+ [ について解説しています。 |
参照先 | 数式の値(答え)が表示されるセルです。
参照先を選択することに特化したショートカットキー Ctrl+ ] について解説しています。 |
最後のセル | データが入力されているセルのなかで、一番右下にあるセルです。 |
可視セル | 非表示の設定で折りたたまれているセルを除いて、見えているセルのみを対象とします。 |
条件付き書式 | セルごとに目立たせるなどの“条件付き書式”を設定したセルです。
〈条件付き書式の設定方法〉 |
データの入力規則 | セルごとの入力ルール“データの入力規則”を設定したセルです。
〈データの入力規則の設定方法〉 |
「ジャンプ」ダイアログボックスを表示できます。
PowerPoint / パワーポイント:「オブジェクトのグループ化」
PowerPointで複数のオブジェクト(画像・図形・SmartArt・グラフ etc…)を選択して Ctrl+Gを押すと、グループ化されます。
- 3つの図形があります。
- 図形を選択します。左上から右下へ🖱ドラッグするのが〝コツ〟です。
- 図形が選択されました。
- Ctrl+Gを押すと、グループ化されました。
オブジェクトを〝ピッタリ整列〟させる方法があります。
Outlook / アウトルック:「ジャンプ機能」
Outlookでメール本文を選択した状態で Ctrl+Gを押すと、Wordと同じく「ジャンプ」ダイアログボックスを表示します。
操作方法の詳細は、上記項目『Word:ジャンプ機能』をご覧ください。
その他の「ジャンプや検索のショートカットキー」一覧
💻パソコン操作でジャンプや検索を素早く行うことは時間短縮となって、より多くの情報を得ることができます。
そこで、他のジャンプや検索のショートカットキーも一覧でご紹介します!
作業状況に合わせて使い分けていきましょう♪
◆ F3
ウェブページの「ページ内検索」
◆ F6
デスクトップ・ウェブページ・Officeソフトの「フォーカスの移動」
◆ Ctrl+E
エクスプローラー・ウェブブラウザーの「検索窓にカーソル移動」
メモ帳の「選択した文字列をインターネットで検索」
◆ Ctrl+F
ウェブページや文書内で〝FIND〟「文字検索」
まとめ
今回の授業は、『ジャンプ機能』『オブジェクトのグループ化』のショートカットキー Ctrl+Gのご紹介でした!
機能をおさらいしましょう。
● ウェブブラウザー……ページ内検索と検索結果を順に移動[ジャンプ機能]
● Word……ジャンプ機能
● Excel……ジャンプ機能
● PowerPoint……オブジェクトのグループ化
● Outlook……ジャンプ機能
ジャンプ機能は移動先がたくさんあって、よく見てみると「えっ、こんなところにも〝ジャンプ〟できるの!?」と、💡新たな発見も多くあります。
オブジェクトのグループ化は、PowerPointで図がとても扱いやすくなりますので、普段使いで活用していきましょう。
😄ご受講お疲れさまでした!
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