こんにちは!どこでもパソコン教室 四日市です。
今回の授業は、Word・Outlookの「編集記号の表示/非表示の方法」をはじめ、「編集記号14種類の名称・機能・設定方法」を解説します!
共有のパソコンで、自分のWord文書を開いたところ、入力した覚えのない〝□〟や〝↓〟の記号があって😨驚きました…。
この記号は何ですか?
WordとOutlookの機能で、「編集記号」といいます。
初期状態では非表示となっていることが多く、表示することで体裁(レイアウト)の編集に使用されている機能が分かります!
編集記号のそれぞれの意味や使い方が、よく分かりません…?
今回の授業では、まず編集記号の表示・非表示の方法を解説。
次に、表示しました編集記号を一覧で「名称」「機能」「設定方法」をご紹介します!
最後までご受講いただきますと、編集の機能と設定方法を理解できて、体裁(レイアウト)の整った見やすい文書を作成できるようになれます♪
美味しかった🍲お料理(文書)を自分で作ってみたいときに、使用されている🥬材料(編集機能)と🧂調味料(設定方法)が分かれば、理想の完成形にグッと近づきますね♪
『編集記号』とは
編集記号とはWordとOutlookの機能で、文書やメッセージの体裁(レイアウト)の編集に使用されている機能の確認ができるものです。
「↵」段落記号や「□」全角スペースなどがあり、編集記号について詳しくは下記最終項目『編集記号一覧表』をご覧ください!
編集記号は印刷されないことも特徴の一つです。
『編集記号』を〝表示・非表示〟する方法
[編集記号の表示/非表示]ボタンを押す
編集記号の表示・非表示を切り替えるには、リボンにある[編集記号の表示/非表示]ボタンを🖱クリックします。
Wordの[編集記号の表示/非表示]ボタンの位置
次の箇所を順に🖱クリックします。
Outlookの[編集記号の表示/非表示]ボタンの位置
- 次の箇所を順に🖱クリック、or Ctrl+N を押します。
●[ホーム]タブ ➡[新しいメール]
- 表示されたメッセージ作成画面の次の箇所を順に🖱クリックします。
●[書式設定]タブ ➡「段落」グループ ➡[編集記号の表示/非表示]
使用したいソフトを探す方法について解説しています!
「ショートカットキー」を使って編集記号の表示・非表示
[編集記号の表示/非表示]のショートカットキーは、 Ctrl+Shift+( です。
「( 」〝始め小括弧、始め丸括弧〟を入力するには、Shiftを押しながら(を押しますので、 Ctrlを押しながら、さらにShiftを押しながら(を押します。
テレビやネット情報も理解しやすくなりますよ!
「オプション」の「常に画面に表示する編集記号」で、「↵」段落記号も非表示にできる
[編集記号の表示/非表示]ボタンでON/OFFできる編集記号を、「オプション」画面で個別に設定することもできます。
Wordの編集画面でON/OFFのいずれでも常に表示されている、「↵」段落記号も非表示にできます。
Wordでの「オプション」設定方法
- [ファイル]タブを🖱クリックします。
- 「Backstage ビュー」が表示されますので、画面左下の[オプション]を🖱クリックします。
- 「Wordのオプション」が表示されます。
左上の[表示]を🖱クリックすると、右側に「常に画面に表示する編集記号」が表示されます。
☑チェックボックスに、🖱クリックで「✓」チェックを入れたり、外したりして設定します。● ☑ チェックあり
[編集記号の表示/非表示]ボタンのON/OFFにかかわらず、編集されている箇所には常に表示されます。
● □ チェックなし
[編集記号の表示/非表示]ボタンをOFFにすると非表示となります。
- 「↵」段落記号の「✓」チェックを外して[OK]を🖱クリックすると、いつも段落末にあった「↵」段落記号が非表示となります!
やはり「↵」段落記号がないと😅とても編集しづらいので、上記❶~❸の手順で「✓」チェックを入れておきましょう。
Outlookでの「オプション」設定方法
- 次の箇所を順に🖱クリック、または Ctrl+N を押します。
●[ホーム]タブ ➡[新しいメール]
-
表示されたメッセージ作成画面の[ファイル]タブを🖱クリックします。
- 「Backstage ビュー」が表示されますので、画面左下の[オプション]を🖱クリックします。
- 「Outlookのオプション」が表示されますので、「メール」を🖱クリックします。
- 「メッセージの作成」にある[編集オプション]を🖱クリックします。
- 左上の「表示」を🖱クリックすると、右側に「常に画面に表示する編集記号」が表示されます。
☑チェックボックスに🖱クリックで「✓」チェックを入れたり、外したりして設定します。● ☑ チェックあり
[編集記号の表示/非表示]ボタンのON/OFFにかかわらず、編集されている箇所には常に表示されます。
● □ チェックなし
[編集記号の表示/非表示]ボタンを、OFFにすると非表示となります。
- 「↵」段落記号の「✓」チェックを外して[編集オプション]➡[Outlookのオプション]の順に[OK]を🖱クリックすると、「↵」段落記号が非表示となります!
やはり「↵」段落記号がないと😅とても編集しづらいので、上記❶~❻の手順で「✓」チェックを入れておきましょう。
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•「ホームポジション」の練習ではどこのキーにどの指を使うかを分かりやすい色とビジュアルで説明
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『編集記号一覧表』14種類の「名称」「機能」「設定方法」
Word・Outlook 編集記号14種類の、名称、機能、そして設定方法の一覧表です!
ボタンを🖱クリックすると、設定方法の詳細や参考ページをご覧いただけます。
編集記号 | 編集名称 | 解説 | |
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段落記号 | Enterキーを押して改行すると表示されます。 「↵」と「↵」の間を「1段落」といいます。 |
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タブ | タブ設定でTabキーを押すと表示されます。 タブ設定とは、文書内に飛び石のように配置された〝タブ位置〟で文字を揃える機能です。 【Word タブ設定】文字列の位置を〝ピッタリ揃える〟「タブ」全5種類を解説! |
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任意指定の行区切り | Shift+Enterを押すと表示されます。 「段落内改行」ともいい、箇条書きや段落番号内などで、途中の任意の箇所で改行できます。 【箇条書き・段落番号|基本と応用まとめ】使いこなす13種類の設定手順を解説! |
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任意指定のハイフン | 文字列の間に、Ctrl+-を押して挿入します。 行末にきて任意指定のハイフンの位置で改行されると、「-」ハイフンが表示され、文章やキーワードが途中で改行されて、別々に分かれても関係性を保てます。 Word/ワード:『任意指定のハイフン』を挿入 |
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任意指定の改行 | 次の手順で🖱クリックして挿入します。 英単語など、通常は行末で単語ごとに改行されるのを、途中の任意の箇所で改行できるようになります。 <挿入手順> [挿入]タブ ➡「記号と特殊文字」グループ ➡[その他の記号]➡[記号と特殊文字]ダイアログボックスの[特殊文字]タブ内「任意指定の改行」➡[挿入] |
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全角スペース | 日本語入力モードで、スペースキーを押すと全角スペースになります。 | ||
半角スペース | 英数字入力モードで、スペースキーを押す、または、日本語入力モードで、Shift+スペースを押すと半角スペースになります。 【半角/全角キー】「日本語入力」と「英数字入力」の切り替えはこのキーを押すだけ! |
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1/4スペース | 次の箇所を順に🖱クリックして挿入します。 半角スペースのそのまた半角スペースを入力できます。 <挿入手順> [挿入]タブ ➡「記号と特殊文字」グループ ➡[記号と特殊文字]➡[その他の記号]➡[記号と特殊文字]ダイアログボックスの[特殊文字]タブ内「1/4スペース」➡[挿入] |
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改行をしないスペース | 英数字入力モードで、Ctrl+Shift+スペースを押すと表示されます。 通常は行末で改行される、単語同士の間にある半角スペースを改行されないようにできます。 |
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隠し文字 | 次の手順で🖱クリックして設定します。 隠し文字の下には点線が入り、印刷されなくなります。 <設定手順> 隠し文字にする文字列を選択 ➡[ホーム]タブ ➡「フォント」グループの[フォント]ダイアログボックス起動ツール ➡[フォント]ダイアログボックスの[フォント]タブ内「隠し文字」➡[OK] |
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アンカー記号 | 船が海底に⚓錨(アンカー|Anchor)を降ろすように、文書に挿入した図形や画像なども、いずれかの行に属して、⚓錨を降ろします。 それが、アンカー記号です。 編集記号の表示をしても見つからないときは、文字列の折り返しを「行内」以外にしましょう。 【文字列の折り返し】Wordの「図の配置方法7種類」と「左右の折り返し4種類」を解説! |
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改ページ | Ctrl+Enterを押すと表示されます。 ページの途中から、次のページの先頭に「|」カーソルを移動できます。 ■ 行を改める…改行 ■ ページを改める…改ページ |
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段区切り | 次の手順で🖱クリックして設定します。 段組みという、文書を新聞のように、2列以上に分けて表示されている状態で、段区切りを設定した箇所が、次の段の先頭となります。 <設定手順> ❶ 段組み 段組みする文字列を選択 ➡[レイアウト]タブ ➡「ページ設定」グループ ➡[段組み]内の任意の段を選択 ❷ 段区切り 次の段の先頭にしたい箇所に「|」カーソルを置く ➡[レイアウト]タブ ➡「ページ設定」グループ ➡[区切り]内の「段区切り」を選択 👇段組みについて詳しく解説している授業です。 【段組み】Word・Excel・PowerPointで新聞のように文書を2列以上に分ける方法! |
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セクション区切り | |||
次の手順で🖱クリックして設定します。 設定した開始位置から新しいセクションとなり、それまでのページとは、まったく別の設定ができます。 <設定手順> 文書内の基準としたい位置に「|」カーソルを置く ➡[レイアウト]タブ ➡「ページ設定」グループ ➡[区切り]内の「セクション区切り」から選択 ■ セクション区切りの種類 • 次のページから開始 • 現在の位置から開始 • 偶数ページから開始 • 奇数ページから開始 👇改ページやセクション区切りについて詳しく解説している授業です。 【Word ページ区切り・セクション区切り】7種類の区切りの意味と使い方を解説! |
まとめ
今回の授業は、Word・Outlookの「編集記号の表示/非表示の方法」をはじめ、「編集記号14種類の名称・機能・設定方法」を解説しました!
どんな編集機能が使用されているのかを理解して、編集機能(🥬材料)と設定方法(🧂調味料)を活用して、体裁(レイアウト)の整った文書(🍲美味しい料理)を作成していきましょう♪
😄ご受講お疲れさまでした!
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