こんにちは!どこでもパソコン教室 四日市です。
今回の授業は、文字を削除するときに使用するDeleteキーとBack spaceキーの効率的な使い方と、文字を上書き修正するInsertキーについて解説します!
入力した文字を削除したいときに、DeleteキーとBack spaceキーのどちらを使おうか迷ったあげく、思わず〝残したい方の文字を間違って削除〟してしまった…😢 ということはありませんか?
なぜか残しておきたい文字の方を消してしまいますねー?
そのときは、どちらのキーを使おうかほとんど意識していません…。
これはもしかすると、マーフィーの法則にある「落としたトーストがバターを塗った面を下にして着地する確率は、カーペットの値段に比例する」と同じでしょうか!?🤣
今回の授業は、文字の削除や修正にどのキーを使うか迷わない!
次の3つのコツをご紹介します♪
● Delete ………「|」カーソルの右側の文字を削除
● Back space …「|」カーソルの左側の文字を削除
● Insert ……… 文字の上書き修正
入力し直したりする手間がなくなるので嬉しいですね♪
文字を消すときの[Delete]キーと[Back space]キーの選び方
文字を削除するDeleteキーとBack spaceキー。
思わず〝残したい方の文字を間違って削除〟してしまわないように、キーの〝選び方のコツ〟があります。
実際に一緒に操作してみましょう!
- WordやExcelなどの文字入力のできるアプリに、文字列『あいうえお』と入力しましょう。
- 「う」と「え」の間を🖱クリック(Excelの場合は🖱ダブルクリック)して、「|」カーソルを置きます。
- キーボードの配列(キーの並び方)はメーカーや機種によって違いがありますので、今回は一般的な配列で解説します。
Enterキーの上に Back spaceキー、右に Deleteキーがあります。
- Back spaceキーとDeleteキーの間に、「|」カーソルがあると想像しましょう😌
- 文字が入力されている画面でも、上記のキーボードのように「|」カーソルの左側にBack spaceキー、右側にDeleteキーがあると想像しましょう😌
それでは、「う」を削除したいと思います。
『「|」カーソルの左側にあるのでBack spaceキーを押す』という覚え方です。
- 削除できました!
次に、「え」を削除したいと思います。
『「|」カーソルの右側にあるのでDeleteキーを押す』という覚え方です。
- 削除できました!
さらに今度は、「い」を削除したいと思います。
『「|」カーソルの左側にあるのでBack spaceキーを押す』という覚え方でしたね。
- 削除できました!
ここまでの流れで「お」を削除……かと思いきや😲!? 「あ」を削除したいと思います😄
『「|」カーソルの左側にあるのでBack spaceキーを押す』ということですね。
- 削除できました!
いよいよ最後の1文字、「お」を削除したいと思います。
『「|」カーソルの右側にあるのでDeleteキーを押す』でしたね。
- すべて削除できました!
削除する[キー]を間違えると……
- ガッカリする😞
- 間違って削除した文字を、もう一度入力し直さなければならない😫
- あらためて、いらない文字の方を削除する😤
というように、気持ちと修正作業がさわがしくなってしまいますので、、〝削除に使用する[キー]を選ぶコツ〟を覚えることで、作業全体への効果も向上します!
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[Insert](インサート)キーとは
もう一つ、文字の修正方法をご紹介します。
Deleteキーと Back spaceキーの近くにあります、 Insertキーはご存知ですか?
なんとなくあるのは知っていますけれど使い方がよく分からないので、さわらないようにしている……というのが正直なところですね😅
使用したことのない機能は、いざ使うとなると不安ですよね。
けれども、使い慣れれば〝心強い味方〟になってくれますよ!
「Insert」とは、文字を〝上書きしながら修正〟する機能です。
知らずに押してしまうこともあるので、急に機能が働いて驚いた経験のある方も多いのではないでしょうか。
意図せず上書き修正になってしまったときの対応策にもなりますので、ぜひご覧ください♪
[Insert]キーの場所
キーボードの配列(キーの並び方)はメーカーや機種によって違いがありますので、今回は一般的な配列で解説します。
Back spaceキーと Deleteキーの隣に、 Insertキーがあります。
[Insert]キーの使い方
Wordで解説します。
今回は、「ぱいなっぷる」を「ますくめろん」に修正したいと思います。
- 文字列の動きを確認していきましょう。
「ぱいなっぷる」と入力します。
- 「ぱいなっぷる」の前に「|」カーソルを置いて、「ますくめろん」と入力していきましょう。
通常の入力では、もとの文字列が後ろに押し出されて「ますくめろん」と「ぱいなっぷる」が並びます。
※フォントサイズなど設定環境によっては横並びになります。
- それでは、 Insertキーを使っていきましょう。
最初の「ぱいなっぷる」のみに戻すため、ショートカットキー Ctrl+Zを押しましょう。
過去と現在の行き来が出来る!
ショートカットキー Ctrl+ZとCtrl+Yの授業です。
- Back spaceキーと Deleteキーの隣、 Insertキー1回押します。
1回押すたびに「挿入モード」と「上書きモード」が切り替わります。
設定がとても簡単なので入力中にうっかり押してしまい、急に文字列が〝上書き〟されて驚かれる方も多いと思います。
けれども、再度Insertキーを1回押すだけで復旧! ご安心ください🤗
- 「ぱいなっぷる」の前に「|」カーソルを置いて、「ますくめろん」と入力していきましょう。
「ぱいなっぷる」が「ますくめろん」に、上書きされて置き換わります。
文字入力をするときの「挿入モード」or「上書きモード」を確認する方法
現在の入力状態が「挿入モード」か「上書きモード」のどちらなのか、分からなくて困ったことはありませんか?
実は、すぐに確認できる方法があります。
Word画面の一番下であまり目立たないところですけれども、下図の黄色い網掛けのところ「ステータス バー」に、「挿入モード」「上書きモード」のいずれかが表示されていますのですぐに分かります。
ちなみに、ステータス(status)とは、ある時点での状態や状況を意味しています。
「ステータス バー」で現在の作業状態を把握できるということですね。
「ステータス バー」にモードの表示がない場合
「ステータス バー」にモードの表示がない場合は、次の手順で表示できます。
- 「ステータス バー」を🖱右クリックして、「ステータス バーのユーザー設定」を表示します。
- [上書き入力]を🖱クリックすると、「ステータス バー」に表示されるようになります。
まとめ
今回の授業は、文字を削除するときに使用するDeleteキーとBack spaceキーの効率的な使い方と、文字を上書き修正するInsertキーについて解説しました!
次の〝3つのコツ〟をご紹介しました。
● Back space …「|」カーソルの左側の文字を削除
● Insert ……… 文字の上書き修正
文字を間違いなく入力することは難しいですよね。(にんげんだもの~😌)
効率的な削除・修正方法を活用して、間違いを恐れることなく安心して作業ができるようになっていただけましたら幸いです。
😄ご受講お疲れさまでした!
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