こんにちは!どこでもパソコン教室 四日市です。
今回の授業は、ショートカットキー Ctrl+Lのご紹介です!
アプリごとに、次の4つの機能があります。
『アドレスバーの文字列を全選択』
• Word
『文字列を左揃え』
• Excel
『テーブルの作成ダイアログボックスを表示』
• PowerPoint
『文字列を左揃え』
『マウスポインターをレーザーに変更』
Lは、WordとPowerPointの『文字列を左揃え』では“Left”を、PowerPointの『マウスポインターをレーザーに変更』では“Laser”を意味します。
Ctrl+Dのように、アプリごとに機能が違いますね?
さらに、PowerPointでは同じCtrl+Lでも、編集画面とスライドショー表示でショートカットする機能が変わるのも面白いですよ♪
「文字揃え」5種類については、【Ctrl+J】Word:両端揃え の授業で詳しく解説していますのでぜひご受講ください。
よく使う機能ですので、ショートカットキーで簡単&カッコいい操作ができたら理想的ですね!
ショートカットキーCtrl+D の授業です!
[Ctrl]+[L]:コントロール・エル
エクスプローラー(フォルダー):アドレスバーの文字列を全選択
エクスプローラー(フォルダー)を開いた状態で、 Ctrl+Lを押すと、アドレスバーの文字列を全選択します。
選択された文字列が、 青い背景に白い文字 になります。
アドレスバーの文字列は、現在開いているフォルダーの💻パソコン内での位置です。
実際の動きを見ていきましょう!
まず、デスクトップに「Ctrl+Lを押しました!」フォルダーを作成しました。
Ctrl+Lで選択された文字列を辿ってみましょう。
💻パソコンの中は「階層構造」といいまして、ロシアの民芸品「マトリョーシカ人形」のように入れ子構造になっています。
フォルダーの中にフォルダーが入って…というようになっていて、開いていくほど上層 ➡ 下層へ向かいます。
「\」円記号がフォルダーの区切りです。
Ctrl+Lの使用方法としてオススメは、マニュアル作成やファイルの位置の覚え書きなどです!
次の手順で簡単にフォルダーの位置を記載できます。
ちなみに、上記のフォルダーの位置の文字列👉「 C : \ Users \ ~ Ctrl+Lを押しました! 」はこの手順で記載しました。😉
手入力ですと間違いやすい〝ひらがな・カタカナ・英字〟が混在したアドレスも、正確に記載できるので便利です!
の機能について確認してみませんか?
ウェブブラウザー:アドレスバーの文字列を全選択
ウェブブラウザーで Ctrl+Lを押すと、アドレスバーの文字列を全選択します。
フォルダーの場合と同じ機能ですね。
似ている機能で Ctrl+E または Ctrl+K を押すと、アドレスバーにフォーカス(焦点)が移動して素早く検索可能な状態になります。
Google Chrome / グーグル・クローム
Google Chromeで Ctrl+Lを押すと、アドレスバーの文字列を全選択します。
Ctrl+E または Ctrl+K を押すと、ブックマークや検索履歴からの「検索候補」も合わせて表示されます。
Microsoft Edge / マイクロソフト エッジ
Microsoft Edgeで Ctrl+Lを押すとアドレスバーの文字列を全選択して、最近の検索履歴からの「検索の提案」も合わせて表示されます。
Ctrl+E または Ctrl+K を押すと、アドレスバーが「検索ウィンドウ」になります。
こちらをご受講ください。
Word:文字列を左揃え
Wordの編集画面で Ctrl+Lを押すと、文字列を左揃えにできます。
「|」カーソルの入っている段落が対象です。
ページの最初~段落記号「↲」までの間、その後は、段落記号「↲」~次の段落記号「↲」までの間のことを1段落といいます。
ちなみに、「0文字」でも1段落です。
他にも文字揃えのショートカットキーは、次の4種類があります。
● Ctrl+R[右揃え]
● Ctrl+J[両端揃え]
● Ctrl+Shift+J[均等割り付け]
について、詳しく解説しています。
Excel:テーブルの作成ダイアログボックスを表示
Excelでデータ入力された範囲をアクティブセルにして Ctrl+Lを押すと、テーブルの作成ダイアログボックスを表示します。
ただデータの入力されている範囲とは違い、データの抽出や集計ができるうえ、デザインも維持してくれる表です。
♦ セルとは
Excelのたくさんあるマス目のことです。
♦ アクティブセルとは
セルの中でも、選択されて入力できる状態のセルです。
使い方を解説しますので、お時間のある時に一緒に操作しましょう!
- データを装飾なしで入力します。
今回は、出典:興行通信社「CINEMAランキング通信」映画歴代ランキング(2024年7月7日現在)の情報を元に作成しています。
- データの入力されているいずれかのセルを🖱クリックしてアクティブセルにした状態で、 Ctrl+Lを押すとテーブルの作成ダイアログボックスを表示します。
1⃣「テーブルに変換するデータ範囲を指定してください」のセル番地を確認します。
もし違っていたら、正しい範囲を選択しなおします。
選択したい範囲の左上から右下へ🖱ドラッグするのがコツです!2⃣「先頭行をテーブルの見出しとして使用する」は、見出しのある表でしたら「✓」チェックを入れて、見出しのない表でしたら外します。
3⃣[OK]を🖱クリックします。
- テーブルが完成しました!
<テーブルの特徴>
• 見出しを分かりやすく強調
• フィルターを設定
• 行を縞模様にして区別
自動でデザインやオプションが付きますので、下記の箇所でお好みに合わせて変更できます。●[テーブル ツール|テーブル デザイン]タブ ➡[テーブル スタイルのオプション]グループ
●[テーブル ツール|テーブル デザイン]タブ ➡[テーブル スタイル]グループもしも、[テーブル ツール|テーブル デザイン]タブが表示されていない場合は、テーブル内を🖱クリックしてみましょう!
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PowerPoint:文字列を左揃え・マウスポインターをレーザーに変更
文字列を左揃え
PowerPointの編集画面で Ctrl+Lを押すと、文字列を左揃えにできます。
他にも文字揃えのショートカットキーは次の4種類があります!
● Ctrl+R[右揃え]
● Ctrl+J[両端揃え]
● Ctrl+Shift+J[均等割り付け]
実際にショートカットキーを使用すると、それぞれの文字位置は下図のようになります。
について、詳しく解説しています。
マウスポインターをレーザーに変更
PowerPointのスライドショー表示で Ctrl+Lを押すと、マウスポインターをレーザーに変更します。
スライドショーを開始するには、🖱クリックする方法と、ショートカットキーがあります。
[スライドショー]タブ ➡[スライドショーの開始]グループ ➡[最初から]を🖱クリックします。
● ファンクションキーの場合
編集画面の状態でF5を押します。
スライドショー表示で、 Ctrl+Lを押してみましょう。
マウス ポインターが、レーザーに変更されました!
解除するには、もう一度 Ctrl+Lを押してみましょう。
Escキーを押しても解除できます。
詳しく解説しています。
まとめ
今回の授業は、ショートカットキー Ctrl+Lのご紹介でした!
アプリごとに、次の4つの機能がありました。
『アドレスバーの文字列を全選択』
• Word
『文字列を左揃え』
• Excel
『テーブルの作成ダイアログボックスを表示』
• PowerPoint
『文字列を左揃え』
『マウスポインターをレーザーに変更』
• Ctrl+L と似ている機能や合わせて使うと便利な機能もご紹介しましたので、お時間のあるときにぜひご受講ください👇
• Ctrl+C / Ctrl+V【パソコン操作の定番〝コピペ〟のショートカットキー!】
• Ctrl+E【【Ctrl+E】「フラッシュフィル」「中央揃え」「ネット検索」をショートカット!】
• Ctrl+K【【Ctrl+K】「ハイパーリンク」をWord・Excel・PowerPointに挿入する方法!】
• Ctrl+J【ダウンロード履歴・両端揃え・セル内改行の削除をショートカット!】
• F5【[F1][F2][F3][F4][F5]の機能と使い方!】
お気に入りのショートカットキーとなっていただけましたら幸いです!
😄ご受講お疲れさまでした!
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