こんにちは!どこでもパソコン教室 四日市です。
今回の授業は、Wordで〝図〟を扱うのがお好きな方必見!『文字列の折り返し』機能について解説します!
Wordに挿入した図形や画像を、思うように動かせなくて困ったことはありませんか?
〝図形で文字が隠れる〟〝画像を移動させたいのにつかめない〟など、なかなかうまくいきません……。
作業自体がストレスになってしまいますね。
そこで、Wordの機能『文字列の折り返し』を実践しましょう。
🖱クリック2回で簡単に設定できて、あとは図を自由に🖱ドラッグするだけです!
今まで スペースやEnter(改行)で、自分なりにがんばって調整していましたけれども、これからは思い通りに動かせるようになれますね♪
今回の授業は「文字列の折り返し 図の配置」7種類と「左右の折り返し」4種類、さらに文字列の折り返しができないときの対処法も解説します。
この方法を実践しますと、図を🖱ドラッグしたときにつっかえることなくスムーズに移動できて、文字列と図のバランスも綺麗にとれますのでぜひ最後までご受講ください♪
図(画像や図形など)の挿入方法
文字列の折り返しの準備として、図(画像や図形など)の挿入方法をご説明します。
図を挿入するためのコマンドボタンは、次の箇所にあります。
挿入できる図は次の7種類です。
図を選択したときだけ表示されるタブの名前は、図の種類によって変わります。
図の種類 | 図の説明 | タブの名前 |
---|---|---|
画像 | 写真・イラストなどの画像 | 図ツール|図の書式 |
図形 | ○△◇などの図形 | 描画ツール|図形の書式 |
アイコン | 視覚的コミュニケーションの取れる記号 | グラフィック ツール|グラフィックス書式 |
3Dモデル | 3D回転のできる画像 | 3D モデル ツール|3D モデル |
SmartArt | 組織図など視覚的に情報を表現できる図 | SmartArt ツール|SmartArt のデザイン |
グラフ | 縦棒グラフをはじめ、さまざまな種類のグラフ | グラフ ツール|グラフのデザイン |
スクリーンショット | パソコンの画面をそのまま写真撮影したような画像 | 図ツール|図の書式 |
スクショ方法7種類をご紹介。
背景の削除ができます。
「文字列の折り返し」の設定箇所
「文字列の折り返し」の設定箇所は、次の箇所にあります。
※「○○」は選択した図によって変わりますので、上項目のタブの名前をご参照ください
「文字列の折り返し」7種類の設定方法を一つずつ解説!
行内
文字列と同じように、図が文字列の一員のように「行内」に配置されます。
🖱ドラッグしようとすると、スムーズに移動できずつっかえる感じがあります。
けれども、図が行内に固定されますので安定感を得られる良さもあります。
四角形
図を文字列が「四角形」によけます。
🖱ドラッグすると、スムーズに移動できます。
狭く
「狭く」は、以前のバージョンでは「外周」といって、図を文字列が〝輪郭そのまま〟によけます。
🖱ドラッグすると、スムーズに移動できます。
内部
「内部」は、ドーナツのように内部に空間のある図に使用できて、文字列が図をそのままの輪郭でよけつつ、内部に文字列を入り込ませます。
けれどもそのままの状態では、「狭く」に設定したときと同じ状態なので、次の手順で「折り返し点の編集」をします。
- [内部]を🖱クリックします。
文字列が図を外側の輪郭、いわゆる「外部」でよけています。
この状態ですと、「狭く」と変わりませんね。
- 1. [折り返し点の編集]を🖱クリックすると、「■」折り返し点が表示されます。
2.「■」折り返し点を内部へ🖱ドラッグすると、文字が入り込みます!
上下
図を文字列が「上下」によけます。
🖱ドラッグすると、スムーズに移動できます。
背面
図が文字列の「背面」になります。
背面のときは、🖱ドラッグしてもスムーズに移動できないことがあります。
ようになれる授業です。
前面
図が文字列の「前面」になります。
🖱ドラッグすると、スムーズに移動できます。
文字列の前面を移動するため、文字列の配置等に影響はありません。
👩🏫パソコンインストラクターが選ぶ!〝パソコンライフお役立ちグッズ〟
Wordで「困った」ときに役立つ操作方法や知識がたくさん収録されています。
Wordを使いこなしたい方、Wordの分からないを解決したい方にオススメの書籍「今すぐ使えるかんたん Word完全ガイドブック 困った解決&便利技」です。
さらに深堀!「左右の折り返し」4種類
最初に👇次の箇所を順に🖱クリックして、「左右の折り返し」の設定ができる「レイアウト」ダイアログボックスを起動します。
「文字列の折り返し」タブ内の「折り返しの種類と配置」の中で、次の3つのいずれかが選択されているときに「左右の折り返し」の設定が可能です。
● 四角 ● 外周(狭く) ● 内部
● 両側 ● 左側 ● 右側 ● 広い側
👇次の項目で実際に動きを見ていきましょう!
今回は「折り返しの種類と配置」を「四角」にしました。
両側
文字列の折り返しの設定の通常と同じで、図の左右両側に文字列があります。
左側
図の左右の文字列が図の左側だけになります。
右側
図の左右の文字列が図の右側だけになります。
広い側
図の左右の文字列が余白から図までの幅(距離)の広い側(今回は左側)だけになります。
「縦書き」や「回転」も出来るんです。
文字列の折り返しができないときの対処法
もしも、文字列の折り返しができないときは、図がテキストボックスの中に入っていないか?確認してみましょう。
テキストボックスの中の図は、文字列の折り返しはできません。。。😲
[文字列の折り返し]ボタンが〝グレーアウト〟という操作できない状態になっています。
対処法は、🖱ドラッグや切り取り&貼り付けで図をテキストボックスの外に出すと🖱クリックできるようになります。
ちなみに、テキストボックス自体は〝図形の仲間〟なので、文字列の折り返しが可能です。
最大限に扱えるようになれる授業です。
まとめ
今回の授業は、Wordで〝図〟を扱うのがお好きな方必見!『文字列の折り返し』機能について解説しました!
おさらいをしていきましょう!
■文字列の折り返し 7種類
折り返しの設定 | 図と文字列の配置 |
---|---|
行内 | 図が文字列と同じように「行内」に配置される |
四角形 | 文字列が図を「四角形」でよける |
狭く | 文字列が図をそのままの「輪郭」でよける |
内部 | 図の「内部」に文字列を入り込ませる |
上下 | 文字列が図を「上下」によける |
背面 | 図が文字列の「背面」になる |
前面 | 図が文字列の「前面」になる |
■左右の折り返し 4種類
左右の折り返しの設定 | 図と文字列の配置 |
---|---|
両側 | 図の「両側」に文字列がある |
左側 | 図の「左側」だけに文字列がある |
右側 | 図の「右側」だけに文字列がある |
広い側 | 図の両側のうち「広い側」だけに文字列がある |
「文字列の折り返し」をマスターして、マニュアルや趣味のアルバム、年賀状や暑中見舞い、クリスマスカードなどの作成に、どんどん活かしていきましょう!
差し込み印刷についてまとめた授業です。
😄ご受講お疲れさまでした!
コメント