こんにちは!どこでもパソコン教室 四日市です。
今回の授業は、Word・Excel・PowerPointでできる『段組み』を解説します!
突然ですけれども、『段組み』はご存知ですか?
ん?・・・・・・・😅
段組みとは📰新聞や📕雑誌などに使われるレイアウトで、通常は1列の文書を2列以上に分割する設定です。
新聞だと次にどこを読んだらいいのか、ときどき分からなくなっちゃうあの形ですね🤭
けれども、1面の中に複数の記事や画像を整理して載せられるので便利ですよね♪
そこで今回の授業は、段組みの設定方法を、Word・Excel・PowerPointのソフトごとに解説します!
思いのままに設定できるようになれますので、どうぞ最後までご受講ください!
それじゃあ来月の「自治会のお知らせ」は、段組みにして皆さんに〝😲サプライズ〟しちゃいましょうかね♪
『段組み』とは
段組みとは、文書を〝2列以上に分けて〟表示するレイアウトのことです。
日常でも、新聞・雑誌・お品書き・料理のレシピ本などでご覧になることも多いと思います。
この段組みは、Word・Excel・PowerPointで使用でき、横書き・縦書きのどちらも設定可能です。
👇ソフトごとに解説しますので、ぜひ一緒に操作していきましょう!
Wordの「段組み設定方法」
文書全体を「段組み」する方法
基本的な段組みの設定方法を解説します。
今回は、👇こちらの文書で設定していきたいと思います。
次の4種類の段組みにしてみましょう。
- 文書内の任意の箇所に、🖱クリックで「|」カーソルを置きます。
- 次の箇所を順に🖱クリックして[段組み]を選択します。
●「レイアウト」タブ ➡「ページ設定」グループ ➡[段組み]
👇それでは、設定の結果を見ていきましょう。
2段
横書きは左右に2段、縦書きは上下に2段となります。
3段
横書きは左右に3段、縦書きは上下に3段となります。
1段目を狭く
横書きは左の段が狭く、縦書きは上の段が狭くなります。
2段目を狭く
横書きは右の段が狭く、縦書きは下の段が狭くなります。
「4段以上」の段組みもできる
段組みのメニューの一番下[段組みの詳細設定]を使用することで、「4段以上」の段組みも設定可能です。
- 次の箇所を順に🖱クリックして[段組みの詳細設定]を選択します。
●「レイアウト」タブ ➡「ページ設定」グループ ➡[段組み]➡[段組みの詳細設定]
- 表示された「段組み」ダイアログボックス内の「段数」に任意の数字を入力します。
今回は『5』と入力します。
- [OK]を🖱クリックして、段組み「5段」の完成です。
段組みを「境界線」で区切る
[段組みの詳細設定]を使用して、段組みに境界線を引いて区切ることができます。
- 「段組み」ダイアログボックスの「段数」の右側、境界線を引くに🖱クリックで[✓]チェックを入れます。
- [OK]を🖱クリックすると、境界線が表示されるようになります。
文書を〝部分的〟に「段組み」できる
段組みを部分的に設定したい場合は、「範囲選択」してから段組みを設定しましょう。
- 段組みしたい箇所を範囲選択します。
Wordでは、横書きの場合は左余白、縦書きの場合は上余白を🖱クリック or 🖱ドラッグすることで、〝行ごと〟に範囲選択できます。
- 任意の段(今回は『2段』)を設定して、部分的な段組みの完成です。
[段組みの詳細設定]➡「段組み」ダイアログボックスの[設定対象]を使用して、次の3種類から段組みする部分を選択することもできます。● 文書全体
● これ以降
● このセクション
(※セクション区切りの設定がある場合のみ)
任意の文字列を「段区切り」で〝次の段の先頭へ移動〟
下図をご覧いただきますと、1段目の一番下に文字列「た行」だけがあり、続きは2段目になっています。
このような場合は、「段区切り」で次の段の先頭へ移動しましょう。
- 文字列「た行」の左側に🖱クリックで「|」カーソルを置きます。
- 次の箇所を順に🖱クリックします。
●「レイアウト」タブ ➡「ページ設定」グループ ➡[区切り]➡[段区切り]
- 文字列「た行」が次の段の先頭に移動して、文書の体裁が整いました。
「段の幅」と「間隔」を調整してみよう
[段組みの詳細設定]を使用して、1段ごとの「段の幅」と、隣の段との「間隔」を任意に調整できます。
既定では均等に並びますので、表現の幅が広がりますね。
[段組みの詳細設定]➡「段組み」ダイアログボックスの[段の幅と間隔]を設定してみましょう。
- 「段の幅をすべて同じにする」の「✓」チェックを外すと、任意の幅と間隔で設定しながら自動で全体のバランスもとってくれます。
サンプルでレイアウトの確認もできます。
- [OK]を🖱クリックすると、オリジナルの段組みの完成です。
ちなみに[段の幅と間隔]の文字数は、Wordの既定(デフォルト)のフォントサイズ『10.5pt』を基準とした数です。
段組みの「解除方法」2つ
その1:段組みを「1段」にする
一番簡単な解除方法は、段組みを「1段」にすることです。
● 部分的に解除……解除したい箇所を〝範囲選択〟して「1段」にする
カットキー Ctrl+Aの授業です。
その2:セクション区切りを削除する
段組みを「1段」にしても解除できなかったり、体裁が崩れてしまったりすることがあります。
そのときは、編集記号を表示して「セクション区切り」を削除してみましょう。
- 次の箇所を順に🖱クリックして、編集記号を表示します。
●「ホーム」タブ ➡「段落」グループ ➡[編集記号の表示/非表示]
- 「セクション区切り」が表示されましたら、文字を削除するときと同じようにDeleteキーやBack spaceキーで削除しましょう。
※文書のレイアウトによって「セクション区切り」の「:::::」←点線のみが表示される場合もありますので、そのときは点線を削除します。
- 段組みが解除できたか確認して、必要ならば上記『その1:段組みを「1段」にする』を実施してみましょう。
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Excelは「テキスト ボックス」で段組み可能
Excelはリボン上に[段組み]ボタンがありません
Excelには、Wordのような[段組み]コマンドボタンがありません…😢
😄けれども、大丈夫です!
👇テキスト ボックスの中で段組みできるんです。
「テキスト ボックスの中で段組み」する方法
Excelのテキスト ボックスの中で段組みする方法を解説します。
- テキスト ボックスを挿入して、文字列を入力します。
テキスト ボックスの挿入方法は、
こちらの授業で詳しく解説しています。
- テキスト ボックスの枠を🖱右クリックします。
- 表示されたメニューの一番下[図形の書式設定]を🖱クリックします。
- 画面の右側に「図形の書式設定」ウィンドウが表示されますので、[サイズとプロパティ]➡[テキスト ボックス]を順に🖱クリックします。
- [段組み]を🖱クリックします。
- 「段組み」ダイアログボックスが表示されますので、設定したい段数と段と段の間隔を入力して、[OK]を🖱クリックします。
- 段組みの完成です。
テキスト ボックスのサイズ変更や改行で、段組みの体裁を整えることができます。
- 段組みを縦書きにするときは、「図形の書式設定」ウィンドウにある「文字列の方向」を[縦書き]にします。
はじめから縦書きテキスト ボックスを挿入して、段組みを設定してもOKです。
文字列の方向の設定の授業です。
段組みを「解除」するには
段組みを解除するには、「段組み」ダイアログボックスで段数を[1]にします。
PowerPointでも「段組み」できる
PowerPointでは「段の追加または削除」といい、プレースホルダーやテキスト ボックスの中で段組みできます。
次の2種類の段組みにしてみましょう。
- プレースホルダーやテキスト ボックス内の任意の箇所に、🖱クリックで「|」カーソルを置く、または枠を🖱クリックします。
- 次の箇所を順に🖱クリックして段組みの種類を選択します。
●「ホーム」タブ ➡「段落」グループ ➡[段の追加または削除]
縦書き・横書きは、次の箇所で変更可能です。
●「ホーム」タブ ➡「段落」グループ ➡[文字列の方向]
👇それでは、設定の結果を見ていきましょう。
2段
横書きは左右に2段、縦書きは上下に2段となります。
3段
横書きは左右に3段、縦書きは上下に3段となります。
「4段以上」の段組みにする方法
段組みのメニューの一番下[段組みの詳細設定]を使用することで、「4段以上」の段組みも設定可能です。
- 次の箇所を順に🖱クリックして[段組みの詳細設定]を選択します。
●「ホーム」タブ ➡「段落」グループ ➡[段の追加または削除]➡[段組みの詳細設定]
- 「段組み」ダイアログボックスが表示されますので、設定したい段数と段と段の間隔を入力して、[OK]を🖱クリックします。
今回は、次の設定にします。数=[4] 間隔=[1cm]
- 段組み「4段」の完成です。
段組みを「1段組み」にして解除
段組みを解除するには、[段の追加または削除]で[1段組み]にします。
まとめ
今回の授業は、Word・Excel・PowerPointでできる『段組み』を解説しました!
食いしん坊のわたくし・・・縦書きの段組みを見ていますと、つい🍣和食のお品書きを想像してしまいます🤭
段組みの既定の設定は、設定ボタンの位置やメニューの使い方を理解されると簡単にできます。
段組みの詳細設定は〝あなたの腕の見せ所💪〟
実際にどんどん操作して身につけていきましょう。
の機能をまとめた授業です。
😄ご受講お疲れさまでした!
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